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先月は自分でも引く位に漫画を買っていた気がするので、まとめてみた。

購入した漫画はほとんどが電子書籍。
なので、紙媒体であればかなり前に発売されていたものの、電子書籍化されていなかったので、
購入していなかった。というものもある。

最新刊が電子書籍で発売さるというのを聞いた結果、途中の巻が発売されていたのを知らなくて、
2冊まとめて購入したのもある。

[★★★★★]

僕のヒーローアカデミア 7巻


男女問わず楽しめるが、「THE 少年漫画」と言える滾る漫画
見開きで魅せるシーンが全巻通して多いため、電子書籍の場合はタブレットでの見開き読書を推奨。
限定でドラマCD同梱といったものもあったらしい。電子書籍にもドラマCD同梱版はでないだろうか。






アルテ 4巻


頑張る中世女性画家の漫画。言葉数が多い、アクティブな森薫作品といった印象。
各コマの書き込みっぷりもすごく、それでいて話も面白い。

ゼノンコミックスのホームページで第1話の無料公開を行っているので、まずは試し読みをしてみるのをオススメ。





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先週購入した漫画。両方とも電子書籍で購入。

転生したらスライムだった件これは文句なしに面白かった
続きが気になってわくわくする。

「転生したらスライムだった件」は講談社の月刊少年シリウスで連載している漫画
あまり聞いたことのない月刊誌だったので、連載を調べたら、
最近気になっている漫画、「働く細胞」が連載しているとのこと。
そのほかにも、「獣の奏者」「夜桜カルテット」も連載している雑誌で、
電子書籍にも積極的に展開している様子。

1.購入したきっかけとしては、ジュンク堂大規模な宣伝をしており、タイトルを覚えていて興味を持っていた。
2.年末年始で暇をしていたため。
3.なにより、Webで第一話が公開されていて、なかなか面白かったから


巻末に書き下ろし小説があったので調べてみたところ、
原作は「小説家になろう」で連載されていた同名の小説。
正直、続きが気になりすぎて、2-3日で原作のWeb連載をすべて読んでしまった。
漫画が面白かったので当たり前だけれども、こちらも大変面白かったです。
Web小説は完結まで読みきってしまったからこそ、今後どのようなキャラデザで、
コミカライズされていくのか非常に今後の続きが楽しみ。

原作を読んだあとの感想として、コミカライズにあたって、原作をうまい具合に漫画化したな、と感じさせられた。
設定やセリフを原作に非常に上手く背景、心理描写、(スライムの)表情で描いていて、
不必要なセリフや解説を上手く省いていた。
その結果、テンポよく、読みやすいすっきりとした漫画になっている。

原作の方は完結しているので、途中で原作に追いつくこともないだろうし、
うまくすれば、アニメ化などにもなるのかなー。



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エイ出版社のムック本「スキレットの本」を衝動買いした。

奥付を見ると、2015年6月ということなので、およそ半年ほど前のムックを購入したことになる。
スキレットは、簡単に言うと、鋳鉄でできたフライパンで、キャンプ用品展で購入することができる。
このムック本の表紙にあるように、フライパンをそのまま器として使うことで、
リア充的な、カフェ的なごはんが作れる魔法のアイテム。

ダッチオーブンとして有名な「LODGE」が最も有名だと思う。
一般的なフライパンと違い、鋳鉄のために保温性がよく、しっかりと熱してから調理を行うと、
食材全体に熱がムラなく伝わりやすいのが特徴。
その特徴から、肉全般や、オーブン調理を行うような料理と相性が良い(と個人的には思う)

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今週衝動買いした漫画。「ストレンヂフルーツ」と「新米姉妹のふたりごはん

「ストレンジフルーツ」は本屋の新刊平積みコーナーで残り一冊になっていたため購入。
売り切れ目前だった=相当面白いのだろう。という期待を込めて購入した。

原作者は放送作家のアサダアツシ
「天才テレビくん」や「世にも奇妙な物語」を手がけたことがあるらしい。

内容は 女子高生x10年前の事件 のサスペンス物。
悲しいことに1巻はほとんど導入編で、ただひたすら伏線が張られただけだった。
2巻、3巻が出てきてから一気読みするとかなり面白いんじゃないかなと思う。


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「SWITCH」の2016年1月号を衝動買いした。
しかもサブタイトルが「ゲームの30年」。
さらっとタイトルをめくると、内容が

      Splatoon
      スーパーマリオブラザーズ
      スーパーマリオメーカー
      ポケモン
      FF
      龍が如く
      Ingress
      モンハン
      妖怪ウォッチ

となっている。
これはもう買うんじゃないかと思って内容も確かめずに衝動買いした「SWITCH」がとても良かった。

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漫画

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忘れないうちにメモ。

黒執事 22巻。今回で緑の魔女編が終了して、久しぶりに切りが良い。
書き下ろし?かわからないが、よく意味のわからない外伝があって、個人的には消化不良であった。
ここ最近は3巻にまたがった長編担っていることが多く、黒執事は大体半年で1冊刊行されているので、
1年半かけて話の区切りがつくことになる。
ちなみに今回の長編で話のキーワードになっていたとある兵器。黒執事で出てきて初めて調べたけれども、
確かにドイツで開発されたものだった。てっきり、日本で開発されたものだとばかり思っていた。

黒執事はいつまでたっても電子書籍化されないので単行本で購入している一冊。
スクエニはもう少し電子書籍に力を入れてもらいたい。


 宇宙兄弟はその逆に発売日には必ず電子書籍になるのが嬉しいところ。
最近では布団から出る前にざっくり読むことができるので大変嬉しい。

今回は、ムッタはほとんどフォーカスされない、「せりか」さん編。
宇宙兄弟は、毎回良いテンポで一冊が終わるようになっていて良いなー。計算されているのかなー。





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1巻があまりにもぶっ飛んでいて衝撃のあまりに読み進めた、ダンジョン飯の2巻が発売された。

発売日が12日なので、自分としては珍しく発売日の購入を行った1冊。それほどまでに楽しみであった。

ダンジョン飯はグルメ漫画(に位置付くのだろうか)でありながら、その内のほとんどの料理が非実在料理。
ゲーム「世界樹の迷宮」のように、地下へ地下へと果てしなく続いていくダンジョンを旅する一行を、
「ダンジョンはモンスターが生活している
 →それすなわちダンジョン内部での食物連鎖が行われている。
  =人間様が食物連鎖の頂点としてダンジョン内部での自給自足が可能!」

というまさに目の付け所がシャープな一冊。

今回のダンジョンは第8話のキャベツ煮(これは普通の料理だった)から、14話の水棲馬(ケルピー)まで。
前回は純粋に「戦う、(モンスターを)狩る、食べる」というコンセプトの一冊だと感じたのに対して、
今作品では、「ゴーレムを畑として野菜を育てる」「水棲馬の油から石鹸を作る」など、
「ダンジョンの中で、いかに生活をしていくのか」という着眼点の元に描かれたように感じた。

また前回は完全に説明のなかった登場人物の種族やその背景がすこしばかり筒状するなど、ダンジョンと、それにまつわる世界観設定にも触れられ続刊がますます楽しみになってくるお話でした。



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なんだか、周囲の人たちが全員読んでいて、
口を揃えてどんでん返しがすごいだの
読み終えた後に作者を画像検索してほしいと絶賛(?)するので、
乾くるみ の「イニシエーション・ラブ」を読んでみた。

Kindleのベストセラーの1位にもなっているし、さぞかし面白いのだろうと思っていたが、
(普段恋愛小説を読み慣れていないこともあって)毎日挫折。数ページ読むのが精一杯。

なぜ面白いのかがわからず、やや飛ばし気味に半分ほど読んでいったら、そこからがまぁ急展開。

なんとなく読み飛ばしていた所や、意味のなさそうな会話の中など、随所に伏線がちりばめられていた。

解説文にもあるけれども、「読み返して面白い」「きっと読み返す」内容になっている。

何を語ってもネタバレになってしまいそうな所が 悩ましい('~';)・・・・。

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年末年始の時間で、【侠飯 (おとこめし)】を読んだ。
「任侠 X グルメ」な小説ということで思わず手にとった所謂ジャケ買いの本。

ジャケ買いなので中身は相応に楽しめれば良いと思って過度な期待はしていなかったが、
これがなかなかに面白い。
大学受験もなんとなく、履修もなんとなくで生きていた主人公が、
家の目の前で起こった銃撃戦に巻き込まれ、安全が確認できるまで、と家にいつかれてしまうところから話が始まる
正直この時点で「なんだこれは!」とツッコミどころが満載である。
おまけにこの居候、潔癖症でグルメ。
貧乏大学生・彼女なし・男の一人暮らしであるから、流しには食器が溜まっており、
カップ麺生活が主だった主人公が、
掃除の仕方や、バランスのとれた食生活をするようにと半ば強引に指導されてしまうのである。
調味料にしても、皿うどん用の「金蝶ソース」、焼きそばには「おたふくソース」、と日本全国から取り寄せる始末。
思わず「潜伏中なんじゃ・・・」と呟いてしまった。

タイトルの「侠飯」の方も、なかなかに魅力的。
主人公が料理などしたことが無い大学生、ということもあり、
専門的な料理というわけではなく、料理の基本を改めて学ぶ視点となっている。
例えば、「スーパーで売っている安い肉」をウマくするために、玉ねぎなどの酵素に1時間ほど漬ける
肉は繊維が崩れるから叩かない、チャーハンは暖かい飯を使えばほぐれやすい。油はラードがよく馴染む。
麻婆豆腐にはちょっと高めのスーパーで手に入る「花椒
などなど、家庭的かつ、明日から実践できる知識が満載である。

それにしてもこの居候、只者ではない。かなりの飯テロ小説でした。

飯テロといえば、今季のアニメの「幸腹グラフィティ」。
撮り溜めていた1話をようやく見たが、深夜に見るアニメじゃねぇな。(いい意味で)

1話に感化されて今夜の晩御飯はお稲荷さんいなりました。






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久しぶりに少年ジャンプで「単行本がでたら買おう」と思っていた僕のヒーローアカデミア が発売された。

本屋では全然見なかっし、
ジャンプの掲載順序としては中くらいなので、どうだろなーと思っていたので、
「もしかして人気ない?」とおもっていたら、
Amazonでは定価の倍近い値段になっているのでどうやらかなりの人気作品の様子。

・超王道の少年漫画
超能力。主人公の挫折・成長。ライバル。やたら濃いキャラ設定。わかりやすい演出。
そしてどこかアメコミ風なヒーロー。
この人の以前の作品は、確か動物園モノだったり、惑星物だったけれども、
人間と動物を混ぜたいわゆるミュータントの書き方がすごく少年漫画向け。
今回の作品でもこの強みがすごく前面に出ている。

ストーリーは、タイガーアンドバニーのように、
超能力が一般的になった世界で、超能力を正義のために利用する職業「ヒーロー」を目指して
成長していく主人公が、心も身体も成長し、壁にあたり、乗り越えていく。
そんな王道漫画
これからヒーローとして立派に成長するのか、挫折してしまうのか(少年漫画だしそれはないだろうけれども)
目が離せないところである。

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掟上今日子の備忘録を読み終えた。


西尾維新が書き下ろしたショートショートの推理小説。
1日毎に記憶が消える探偵(ヒロイン)と、毎回奇妙な事件に巻き込まれる主人公の話。
Kindle版も同時発売だったようである。

・全5話のショートショート
収録作は仕事先での盗難事件の犯人として疑われた主人公が、馴染みの探偵である掟上今日子を呼び、事件解決を依頼する話から始まる。
その後に続く話は時系列となっているため、現段階では、1話目の前に『何度か』お世話になってたことのある事件に関する話がある、とだけしか分からない。
 ショートショートのオムニバス形式。1冊を通して読んでもいいし、隙間隙間で1話ずつ読み進めても面白い。1話あたり50ページほどなので、早い人であれば1話あたり30分もかからないだろう。

・あっさりとした読みやすさ。
 話は主人公の視点で描かれていて(その理由も最後にあるのだが)難解な表現も、言葉遊びもなく、読みすすめやすい。西尾維新にしては珍しいあっさりとした書き方だと感じた。
 文体はラノベ調。入間人間の「花咲太郎シリーズ」であるとか、「万能鑑定士シリーズ」が好きであればきっと気に入るだろうという印象を受けました。探偵物だが、凄惨な事件があるようなことはなく、安心して読める作品。作者のあとがきや、広告のページを見る限りではは続巻も予定されている様子。今後が楽しみなシリーズとなりそう。




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UQ HOLDER! を購入しました。
2014年5月1日現在既刊2巻、Kindle、各社電子書籍でもでてる。
最近は発売日に買うことを考えなければ、ほとんどの漫画が電子書籍化されてきているのは、歓迎するところ。
これも自炊代行に関して判決がでたことの影響かなぁ(`・ω・´)

作者の赤松健さんといえば、「魔法先生ネギま!」や「LOVEひな」、「AIが止まらない」といったハーレム漫画のイメージが強いと思われがちだとおもうのですが、
前作の「魔法先生ネギま」の後半からはドラゴンボールも真っ青のバトル漫画なのです。これ豆知識。
魔法(+魔法使い)と中国憲法(主人公が8巻頃から習得)とを掛け合わせた今までにない拳闘スタイルは、
ドラゴンボールでいう「気」のような、ワンピースでいう「覇気」のようなと変幻自在な技として、描かれていました。
特に主人公以外のキャラクターもそれぞれ個性の強い技(神仏・忍術・魔法と様々)と身につけており、
なぜマガジンでこのような魔法バトル漫画が!と思うようなわくわくするような展開が続く漫画でした。

そんな「魔法先生ネギま」の世界設定、キャラクターを引き継いだのが本作、「UQ HOLDER」です。
主人公、前作のライバルキャラに似ているのですが、今のところつながりは見えてきません。
全く関係がないような気もします。
タイトルの「UQ」とは「悠久」の意味で、前作にも重要な要素として登場していた「吸血鬼」が今回のメインテーマ。
ひょんなことから吸血鬼の力を受け継いた主人公が、その「悠久」の力を持つ者同士を集めて・・・
というのが1,2巻の流れです。

もちろん、バトル要素も満載です。むしろ「不死身」という設定がキーとなって「ネギま」よりも派手な展開、
無茶のあるバトル展開が期待できます。



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本屋の新刊コーナーで平積みにされていたので、手に取った。
正直に言うと、帯の女性の写真と、キャバ嬢というワードにちょっぴりのエロス展開を期待して手に取った(`・ω・´)
結論から言うと、エロス要素皆無です。でも勉強(?)になります。

本書では、まずキャバクラとクラブの違い・定義から始まっている。
内容から察せられるのは、筆者は、キャバクラにもクラブにも潜入捜査をしたことがあるようだ。
その上で、本書はキャバクラに焦点をあてている。
(キャバクラとクラブの定義・違いがいまいちわかっていなかったので、キャバクラの定義から本書が始まったのはありがたかった)

キャバクラの成り立ち、小悪魔Agehaに代表される様ないわゆるアゲ嬢の変遷、
キャバクラ店のシステムといったことも興味深かったが、中でも、
本当はガサツで口が悪い今時の女の子が、「ステレオタイプな普通の女の子」らしさを演じ、
それに対する金銭サービスが発生する資本主義社会、
また、
「普通の女の子」として客と近い距離を保つ一方で、
「接客している私はキャバ嬢である」というメッセージを発し客との距離を取らなければならない。
どちらかのバランスが崩れたとき、客はキャバ嬢を恋愛対象とみて、ストーカ化する。
逆に「普通の女の子」としての存在がなければ客がつかない、そんな危うい関係を保つ必要があるキャバ嬢の病み。

この2つを明らかにしている点が斬新で非常に面白かった。

「現役京大生が自ら潜入操作!」こんなアオリで本を手に取った自分は、
この本の中で1つのテーマとして述べられる、「金と顔の交換」という資本主義社会の闇にどっぷり浸かっているのであった。

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重版出来 3巻を購入した。

1巻、2巻と血が滾り、「自分もこんな風に働きたい!正面からぶつかりたい!」と気持ちが先行するようなアツい話がギュッと積めこまれていて、ものすごい楽しめた、とある出版社の漫画編集さんが主人公となる、重版出来の3巻目。
折り返しにもあるが、重版出来とは、「一度出版した書籍を再び出版する重版(じゅうはん)。その書籍が販売される
ことを重版出来(じゅうはんしゅったい)」と呼ぶらしい。「しゅったい」とか読めませんでした。

3巻目では、主人公と新人漫画家の話。絵は下手だが独自の世界観を持つ者と、対照的に絵がうまく熱心だが、頭一つ抜けきれない2人の新人漫画家。
バクマン」でいうと「新妻エイジ」と「主人公」の間柄の様に対照的。
「バクマン」の時には、主人公にがんばってもらいたい!と応援する立場で読み進んでいたが、
この巻では、「焦るのはわかるがそっちに進んではいけない!」と報われていない新人漫画家をみてハラハラ・ドキドキさせられる。

バクマンと違い、「編集者」の話のため、連載会議だけれはなく、本屋での書籍販売・営業・カバーデザイン.etc...といった連載漫画が書籍となるまでの過程についてもフォーカスされているところがまた面白い。

今回、同じ発売日に出る他の漫画と比較して目立つカバーデザインを選択し、単行本化する戦略を主人公はとるのだが、
さてさて重版出来3巻が青色になっている理由はいったい何なのだろう。。。

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ここ最近出張続きだったので、その合間になにか新しい漫画があればなー、とおもってついつい「ワールドトリガー」を大人買いした。2014年4月現在、5巻まで出ている。

作者の葦原大介さんの作品は別に「賢い犬リリエンタール」というものが結構前にジャンプで連載していたことがあり、おぼろげな記憶でいえば、リリエンタールの連載前後に、ワールドトリガーの読み切りらしきものが何度か載っていたような気がする。ジャンプ歴16年。記憶が怪しくて言い切れません。

ここ数年、週刊で読んでいることもあって、ジャンプ漫画を購入した記憶はほとんどないのだが、ワールドトリガーだけは別腹です。
正直1巻分(7話まで)が終了した時点では購入しようとは思っていなかったものの、この人の作品でよく出る  (-ω☆)キラーン
の顔が大好きで、さらにボンチ揚げ先輩の醸し出す雰囲気が大好きで、そういった話が多くなってきた2巻、3巻あたりから購入を検討し始めた。

連載後半の魔法先生ネギま や UQ Holder が好きならきっと好きになれるんじゃないかな。






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森薫先生の『乙嫁語り 6巻』を読み終えた。

相変わらずものすごい緻密な書き込み、絵で見せる雰囲気、綺麗な描写の一冊でしたね。個人的には森薫先生の漫画漫画でなく、『絵画』ではないかと思っています。
そして今回もこの一冊で話が完結しているので、この間から読み始めても十分に面白い一冊でした。

今回は、戦争のお話。主人公(乙嫁)の元家族が現家族の村へ侵略を行う戦いの話。
戦いの話ということもあり一コマ一コマがスピーディです。しかしながら細かなところまで書き込んでいるので、まず一回コマのとおりに話を読んで、その後二回目で一コマ一コマじっくり見てしまいました。

さて今回ようやく朝井リョウ先生の『何者』を読み終えました。

平成24年度上半期直木賞受賞作品、ということですが、これは年代によって評価に差が出そうな気がします。SNSに慣れ親しんでいないと、面白みは半減するのではないでしょうか。

【普通の大学生の日常を描いた作品】
大学三年生になり、就職活動を迎えた主人公が、周囲の大学生とともに就職活動。今どきの大学生の日常を表現し友達として付き合いつつ、SNS(Twitter)上では赤の他人の様に振舞ったり、ライバルとして見たり、裏アカウントで貶したり。生々しい大学生、就職活動生の現状をよく捉えて表現している。今年、あるいは昨年の就職活動生(大学生)がどのような日常を過ごしているのかわからないが、それでも就職活動を迎える前、あるいは終えてから読むときっと面白いでしょう。

---いや、やっぱり迎える前だ。ああ、自分は就職活動の時、この本の登場人物と同じように感じで「個性がー」とか「なんでスーツなの?」って言っていた気がする。とても恥ずかしい。





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枢やな先生の「黒執事 (18巻)」を読み終えた。豪華客船編からの続きでまたもや『動く死体』辺なので、案の定、彼がでてきましたね。

この分だと、この巻から始まった『人狼の森』辺の結末も同様のものになりそうな気がします。そんな一方で、庭師のフィニが「少しだけ(本人談)」ドイツ語を話せる、といった伏線(?)も貼られていたのでフィニの過去話も出てくるのではないかと大いに期待が高まる所。

タナカさん含め、ファントムハイヴ家使用人たちの過去話はこれまで数カットしかでてきていないので、とてつもなく気になっているのです。

しかし、この作者「枢」なんですが、いままで「くるぎ」と読んでいました。すいません・・・。「とぼそ」が正解なのですね。改めて見るとカバー裏、作者近況に「Toboso Yana」とあるのに、いままで「くるぎ」だと思っていました。申し訳ありません。水嶋ヒロ主演の映画、そして春からはアニメ三期ということで今後も目が離せなません。(作者の名前もうろ覚えなのにどの口が・・・(笑)

さて、今回、『もっとも暗い場所へ』を読み終えました。

洋書の日本語訳。この前に読んだ解錠師の様に、『過去の時間軸』と『現在の時間軸』とか交差して展開する小説です。読み応えとしては、中堅どころ。というかすこし冗長、もっとコンパクトに、そして盛り上がる感じが欲しかったです。ハヤカワ・ミステリ文庫での420ページですので、分量としてはそれなりですが、『過去』と『現在』の時間軸が大体15ページずつ位で交互に展開するので,
電車の中などの移動中に読むにはそれなりに楽しめました。

序章は過去の裁判の法定記録----主人公は被害者----から始まり、一章で主人公がある種の強迫性障害を持っていることが示唆されます。主人公が女、法定記録で示唆された犯人は男、しかも元恋人、ということから序章での犯罪はなんとなくわかることでしょう。

【割りと展開の読める作品】
過去、恋人であった男の本性が、DV,ストーカ気質な本性であり、そこからの脱出・脱却を願った主人公が過去、現在において立ち向かう物語。
サスペンス・ミステリかと言われるとそうとは言えない。
どちらかと言うとロマンスものではないかといった作品。映画にすれば90分程度でまとまり、そこそこの動員はありそうな話。

もともと1ヶ月で与えられた分量の小説を書くといったサイトに応募した作品とのこと。これだけのものを1ヶ月でかけるのであれば、半年から1年かければそれなりに面白い作品ができるのではないかと期待。


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環望さんの『ハード・ナード・ダディ 働け!オタク!!』を読み終えた。
押入れに並ぶAmazonの箱。買って仕舞って満足。身に覚えがありすぎる光景。妻の妊娠を気に意識の変わるオタク。いつ僕は「優先順位が変わった」といってグッズの数々を処分できるのだろう。そして泣きぼくろの似合う女性はいつあらわれるのだろう。ちなみにいまAmazonさんを見たところ、いつの間にか(最初から?)Kindle版が用意されていた。もうちょっと早めに知っていればKindle版を買ってどこでも読めたのに。残念無念。



さて、ようやく清須会議を読み終えた。映画を観る前に原作を読もうと決めていたので、あえて映画のキャストは見ないで読んでいたのだけれども、面白過ぎてキャストを考えるどころではなかった。一気に最後まで読んでしまった。たまらん。

内容は「ラヂオの時間」「有頂天ホテル」「マジックアワー」の様に、出演者一つ一つに焦点があてられて、目まぐるしく話が進んでいく三谷幸喜らしい作品。ひょっとして僕は脚本を読んでいるのではないか。そう考えずにはいられない。章-主人公の変わり目-はほぼそれぞれが連携している。上手から下手に秀吉が退出したと思ったら、下手から出てきた勝家が主人公になっている。映画を見ていないのに、脳裏に鮮明な映像が描写される。映像的。陳腐な言葉かもしれないけれども、映像的な小説である。

史実を上手く現代調にアレンジしていることもまた面白い。日本史には明るくないが、秀吉が年端のいかない三法師を担いだことくらいは知っていた。高校時代の睡眠学習の成果である。「清須会議」では秀吉は信雄を担ごうとしている。誰だそれは。睡眠学習は誤っていたのか。這いよる不安。「(あなたが織田家を継ぐことは決まっているので)会議は重鎮だけでやってくれ」と宣言する様に信雄を操る秀吉。「(弟が兄の前で)織田家を引き継ぐのはきまりが悪い」とその意見を呑む信孝。織田家不在の中で開口一番信雄を見限り三法師を担ぎ出す秀吉。いつの間にか史実に基づいた展開になっている。現実的過ぎて違和感がない。本当の歴史も実はこうだったんじゃないのか。そう思わせる三谷幸喜は本物の天才だと思う。

秀吉vs勝家の話ではない。登場人物一人一人がそれぞれの思惑を持っている。その思惑が誰かの思惑を押して、また押されて・・・将棋倒しで話を加速していく。ああ・・・映画を見る前に小説を読んでしまったのは不正解だったかも知れない。映像化された「清須会議」が見たくて夜も寝られやしない。




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BookLiveのキャンペーン、SGS48を利用して「僕らはみんな河合荘」を読んだ。僕が夢見ながら実現できなかった下宿生活がそこにはあった。まぶしい・・・。
っポイ。マイガール。さくら荘のペットな彼女。そのあたりが好きならきっとはまる。

さて、今回、「解錠師」を読み終えた。ある人に「人生でベスト1な本だ」とまで言わしめた小説。ちなみに彼は3冊しか本を読んだことがないので、どんなにつまらなくても銅メダル。他の本の一つが「氷の闇を超えて」。同じ作者。出来レースか。期待度は低かった。
原題は「The Lock Artist」。なぜ副題にしなかった。期待度が下がる。あなたの心をアンロック!違うか。

冒頭。刑務所。ファンタジー要素や心理トリックがあるわけではないようだ。主人公は服役中。しかもしゃべれない。これから最後まで刑務所から過去の独白を行うようだ。つまり結末は逮捕・投獄・そして冒頭へ。古典的だが、描写次第で化ける話になりかねない。しゃべれない理由もここで語られるのだろう。始まる2つの本編。章単位で進む2つの時間軸。少年から解錠師として育っていく時間軸。間に挟まれる最後の大仕事の時間軸。過去の最初の時点で「しゃべれない」状態の主人公。張られる伏線。


解錠師として育つ時間軸。スクールカーストの最底辺状態でもある少年時代の話はそれだけで1つの話として成り立つくらいに劇的だ。美談、とはいえないヒューマンドラマ。しゃべれない代わりに持っていた1つのスキル。解錠に出会わなかったら素敵な人生を送れたに違いない。そんな人生が狂ってしまった一つの事故。「シックス・センス」でマルコム先生に出会えなかったコールがそこにいた。


ネット上の話をまとめると、翻訳者は主人公を嵐の二宮君のイメージで翻訳していたらしい。二宮君。永遠の17歳。確かに主人公を二宮君にイメージしなおして読むと、「なるほど」とうなずけるところがある。とはいえ、アメリカが舞台。嵐ファンには申し訳ないが、二宮君でのイメージができない。「A.I.」「シックス・センス」オッサンになってしまったオスメント君をイメージしながら読んだ方がすっきりした。コール少年によるヒューマンドラマ。大変面白い。最後の大仕事の話?スパイス的な要素だったね。






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「氷の闇を越えて」を読み終えた。

スティーブ・ハミルトンの作品。別作品の『解錠師』が非常に面白いと薦められているので、その前に他の作品(デビュー作)を読んでおこうと思った次第。
典型的なハードボイルド作品と、サイコサスペンスがうまい具合に混ざったような作品。
ハードボイルドな主人公の心理描写も丁寧に書かれていて重厚な話。
典型的な探偵小説が好きならきっと楽しめると思う。

それにしてもなぜ海外のハードボイルド小説は映画的というか、それまでの8割程を台無しにする話が多いのだろう。
日本の推理小説は、(全てではないが)話の最初のほうで犯人視点の描写から、犯人を推理するものの、作家の見事な誘導によって犯人を錯覚させ、最後の種明かしで読者を驚かせる。
海外のハードボイルド作品は、8割ほどの話を、全てひっくり返すような展開にして読者を驚かせる。
そのような気がしてならない。

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弱虫ペダルを1巻から27巻まで大人買いした。


アニメ「弱虫ペダル」の1,2,3話がたぎる程面白かったので、1巻だけ電子書籍で買った。なぜか次の日には27巻まで揃っていた。新手のスタンド使いか!

なにこの滾る系漫画
ロードレーサ漫画だから「サクリファイス」「エデン」なりの滾る展開を期待していたけれどもщ(゚Д゚щ)
こんな展開だとは思いもよらなかったщ(゚Д゚щ
そして電子書籍!恐ろしい子!なんということでしょう。1巻だけ買って様子見するはずだったのに、「1巻:ママチャリVSロードレーサ!続きが気になる(゚д゚)」よし2巻だ。ポチッとな。「2巻:お!ついにロード乗るのか、うん。もう一冊読もうかな」ポチッとな「3巻:全員本気になったか!たぎってきたщ(゚Д゚щ。えええいちまちま買うとかやってらんない。もう5巻までだ!」ポチッとな。「〜5巻:いや〜合宿の先がきになるねぇ、もう合宿編がおわりそうな切りの10巻まで買うか( ・∀・)」ポチッとな「〜10巻:キモッ(´Д⊂ アンディとかフランクとかキモッ!そしてここから主人公ターン!よしキリの良い15巻まで買うか!」ポチッとな・・・(以下略

で気がついてみればインターハイ終了の27巻までまとめ買い。
25巻までは5巻ペースで購入して、そこからの佳境を1巻ずつ買っていったら27巻の途中で終わった。
うーん。これで27巻の最後で終了していたら28巻買ったかもしれないなぁ(汗)

弱虫ペダル まとめ。
・登坂、且つママチャリで中学準優勝のオールラウンダーに競り勝つ。
・ママチャリで走行中の車を追い抜かす
・初めて乗ったロード(クロモリ)で同期(中学準優勝含む)をごぼう抜き
・(ロード初心者が)4日間で1000Km制覇
・インターハイ1日目。3年生によるスプリント勝負。滾る!
 そして落車に巻き込まれ最後尾へ⇒アニソンをうたいながら100人抜き。
・2日目、3年生によるクライマー勝負。滾る!щ(゚Д゚щ
・3日目、総合優勝争いへ。


うん、わけわからん……( ゚д゚)。
とりあえずロード歴1か月の人間じゃねぇわ。

ともあれ、この弱虫ペダル、主人公の見せ場がアニソン歌いながらの100人抜きとかギャグでしかないのですが、
なんだかそれがカッコいい!超滾る!щ(゚Д゚щ

1000Km制覇の時に負けを認めて後輩に託すワカメ先輩とか。
インハイ2日目のロン毛先輩とか。
インハイ2日目のオッサン先輩とか。
王者と自分のチームの主将の過去話とか。
優勝争いをしている息子を見た母親の心境とか。

なんかこう、ママチャリ vs ロード とかギャグ漫画だろと思っていたのを忘れるくらい、
熱く・熱く・熱い展開になってました。

まぁ現実離れはし過ぎているのと、5年近く連載をして、インターハイ終了とか、どこのスラムダンクだよ、と思うわけですが。
それから、巻末の作者によるおまけページ(?)が結構充実しています。
実際にバイクに乗っていなくてもバイクのことがなんとなく分かるんじゃないかんぁ、と思いますですよ。はい。

ヒーメヒメッ!( ゚∀゚)o彡°ヒメッ( ゚∀゚)o彡°

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彼女替え



ちょっと前に吉祥寺のヴィレヴァンで見かけて以来気になっていた「彼女のひとりぐらし」を購入した。
というか購入しようと思っていたら、吉祥寺のヴィレヴァンが閉店してしまっていたので、購入できずに困っていた。
ヴィレッジ・ヴァンガードは面白い本と出会えるけれど、
ある程度時間が立ったり、違う店だとそもそもの配置がわからないので、
購入できなくなってしまうことが多いのが残念。

結局この本を見つけられたのは、吉祥寺のNew Style。ヴィレッジ・ヴァンガード系列の、ちょっと趣向を変えたお店らしい。

27歳・フリーランス・独身女のひとりぐらし。

ひとりぐらしをしていれば悶える苦しむ内容が時にオーバーに、時にリアルに書かれていて色々と痛感してしまう一冊。

ふとひとりで暮らすことの寂しさを感じても、
「これまでは色々と人に合わせて生活していた」
「そんな風に人に合わせる必要はない」
「ひとりぐらしって気楽!」と思いながら狩りに興じる。

自宅で美味しいお酒を楽しむために通販を駆使する。

そんな時に自分にも見の覚えがある言動がリアルに描かれていて面白い。
面白いけれど直視できない(汗)

1巻を読み終えて気がついたが、3巻までは電子版も出ているようだ。
思わず2・3巻をまとめて電子版で買ってしまった。

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Books
太鼓替




正しい太鼓のもち方 〜上司を転がす35の社交辞令〜」を読み終えた。

9月10月はお祭りに参加することが多いので、
「カッコいい太鼓の叩き方を本で学ぼう!!」と思っていた。
そういうHow to 本もあるだろう。そう考えていた頃がありました。
そう、本屋で手に取る瞬間まで、和太鼓・大太鼓の叩き方だと思っていた。文句あっか(゚д゚)!

そう、「〜上司を転がす35の社交辞令〜」のサブタイトルどおり、この本でいう「太鼓」は「ご機嫌取り」の意味です。皆さん注意してくださいね。

1冊で35の社交辞令しか無いのかよ!と思ってしまったのだが、2,3ページに一度は吹き出してしまった。これ以上の社交辞令があると笑い死にしてしまったかもしれない。

簡単に行ってしまうと
「◯◯な上司への傾向と対策」本。特定の傾向の上司のご機嫌を取りやすい社交辞令を35のパターンに落としこんでいる形である。
つまりは35の上司のパターンがある、ということ。
これがまた良く出来ていて面白い。

1ページ.社交辞令+イメージイラスト
2ページ.その社交辞令を使える場の雰囲気+使えない場の雰囲気
3ページ.◯◯上司の分析詳細。
4ページ.◯◯上司の取りやすい行動(イラスト)、分析図。その上司から学べる所。

と◯◯上司を詳細に分析しているどころか、よく取る行動まで言及している。
それを見ていると、「ああ、こんな人いるわ…」と思ってしまう。
秀逸なのが、そんな上司から学べる所まで記載している所。
本当に良く出来ている。


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Books
科学替2



諸君、私はHow to 本が好きだ。
解説が好きだ。知ったかぶりが好きだ。トリビアが好きだ。
自分で知らない知識を得るのが好きだ。知識を得てわかった気になるのが好きだ。
武道とは違う武術が好きだ。

そんなわけで厨二病全ッ開ッ(`・ω・´)ゞ で購入してきた。「武術の科学

サブタイトルの「ルールに縛られない戦闘術の秘密」ってのがもう、ヤヴァイね

西洋武術については殆ど触れられておらず、多くは武士(侍)の戦闘術の解説。
第2章、6章、7章で、一部の中国拳法やジークンドーも取り上げられているが、多くはない。
章立てを確認するとわかり安いのですけれど、
中身は、

第1章 武術とはなにか?
第2章 打撃の科学
第3章 剣術・居合の科学
第4章 武器の科学
第5章 歩法・体さばき・感覚を欺く科学
第6章 崩しの科学
第7章 気・心の科学

と非常に厨二病をくすぐられる構成。

こうなってくると気になるのが各章の中身。
ほとんどのページが「左側解説:右側イラスト」となっており、
直前まで解説されていた内容が図式解説されており、わかりやすい。
解説も、眉唾ものな解説だけではなく、ちゃんと(?)した力学的な解説となっていて面白い。
0距離から相手を吹っ飛ばすパンチ力はどうしたら発動するのか。
刀で鍔迫り合いとなった時に、テコの原理を応用してどの位置で相対すれば勝てるのか。…etc

およそ自分たちにとって役に立つとは言えない、
でもどこか自分の厨二病をくすぐられる、そんな一冊。

…………でも、最後の章はいらなかったのじゃないかな。



Books
名探偵にバラを


アニメから入りましたが、絶園のテンペストの原作者であり、スパイラル―推理の絆の原作者でもある「城平京」さんの作品。

結構古い。
そしてタイトルから分かるように、こってこてのハードボイルド推理小説。
いわゆる「見立て」殺人を扱った推理小説。

小説自体に奇抜なトリックが使われているといったことはないが、
いわゆる「ハードボイルド小説とはこうあるべき」といった王道の形となっている。

一般人よりも頭の回転が速く、周りからすると何を考えているかわからない。
そんな風に捉えられてしまう探偵ゆえの孤独。
唯一の理解者のワトソン役。
古い(笑)思考回路、でも融通の聞く刑事さん。
そして被害者のヒロイン。

列記しただけでも自分にとってみれば、王道の王道すぎるハードボイルド小説。
そこまでボリュームのある本ではないので、軽い気持ちで読んで見るのはいかがだろうか。


Books
DZ
少し前の本になってしまうが、
この夏に様々な書店で話題になっていたので手にとった。

(書くのを忘れてしまっていたが)
このちょっと前に「二流小説家」を読み終えていた。
これはとても面白かった。
とはいえ、映画は見ていない

ここ最近海外小説を読んでいなかったのだけれども、
よく行く書店で「二流小説家」がものすごくプッシュされていたことと、
その書店で次にプッシュされていたのが、この「ディープゾーン」だったので、期待して購入した。

結果としては、期待以上だった
話としては、

・「人類の危機」
・「救えるのは選ばれた人間(つまり主人公)だけ」
・「未踏の地底洞窟」

といったものすごくハリウッド的な話。
それ以上でもそれ以下でも無い。
でも面白いのは描写の一つ一つが丁寧で、想像力をかき立てさせるからだろう。
そしてとても映画的。
自分の頭のなかでは読みながらずっと、
バイオハザードのミラ・ジョヴォヴィッチや、
ジョディ・フォスターに変換されていた。
つまり強い女、戦う女がとても似合う。そういった意味でもハリウッド的といえるのかもしれない。

そのうち映画化されるんじゃないかな?。されないかな。





Books
しゃばけを読み終えた。

知り合いから、
「身の回りで起こった不思議な出来事を、安楽椅子探偵のように仕事場にいながら解決してしまう主人公のミステリー!

若旦那ってよばれていて、店を訪れる他の客には知られていないけれども、

九十九神をはじめとした様々な妖しを使役して事件を解決する小説」


とだけ聞いていた。
なもんでてっきり、

万能鑑定とか、珈琲屋とか、
古書店とかのような、ラノベ的な萌え的なそういう小説。
そんな風に思っていたときもありました。


何が違うってあれですよ。
割とガチな時代小説ですよ((((;゚Д゚))

剣客商売にオカルト要素混ぜたような感じですよ((((;゚Д゚)


面白いんだけど、事前に想像していた路線とは180度違う方向性から攻められた


そんなお話。

シリーズとして、何冊かあるようなので、
しばらくはこのシリーズに取り掛かろうと思います。


新潮文庫からしかでてないみたいだし、本屋買わないと行けない所がちょっと難点。



Books
少し日が立ってしまったけれども、この前バイバイ、ブラックバードを読み終えた

伊坂幸太郎の作品。短編集と言ってもいいと思うのだが、各話には共通してでてくる主人公コンビがあるので、一気に読んでも面白いし、一日一章として何日かかけて読み解いても面白い。

全体的な話の流れとしては、5股(…5股!?)をしている男と、その彼女たちの話。
それぞれの女性には(彼氏が5股していたことよりも)逼迫した問題があり、
別れ話を彼女たちに持って行きつつも、彼女たちの問題を解決してあげたい。助けになりたいという偽善者的な心優しい男の話。そして前を向いてあるいていく女の話。
そのショートショート。

各話はとても面白いし、伊坂幸太郎らしくない話でした。

それにしてもなんで「バイバイ、ブラックバード」なんだろう?

そう思ってwiki先生に聞いてみました。
そうしたら、

クロウタドリの英名。

うんうん。そうだよね。
そのブラックバードが5人の(5羽の?)嫁をもらうのかな?と思ったら、

ブラックバード (ビートルズの曲) - ビートルズの曲。

ほほう?

歌詞の直接的な内容は、女性を「鳥」になぞらえて、「傷ついた翼のまま、夜の闇の中にある光を目指して飛んでゆく」などと描写した内容

ほほほう!
こうなると、ブラックバード(彼女たち)と別れた(バイバイ)ってことにもなるのかな!





Books
朝井リョウのチア男子!!を読み終えた。

朝井リョウといえば、映画化もされた「桐島部活やめるってよ」が世間的には有名だそうだ。
それくらいしってる。散々テレビで宣伝してた。だからこそ買うものかと決めた。天邪鬼なのである。
そんだけ面白いのならば、いつの日にか誰かからもらうし。テレビでだって放送するだろう。テレビ見ないけど。
さてそんな作家の本をなんで読んだのかといえば、単純に人からもらったからである。
それまでには、必死こいてジャンケンで4連勝するという経緯があったりするのだが、重要なのは自分で買っていないこと。
これに尽きる。だって成功している作家って妬ましいじゃん。小説書かないけれど。

チア男子。一昔前に流行ったウォーターボーイズ的なものを想像していた。まさしくそうだった。作中にも「ウォーターボーイズってあったよね」って出てきているのだからこれはもう確信犯。強いて言うなら設定が大学生だということ。チア男子。チア。とてもいい響きなのに、男子がつくことで台無しになる。興味深い。

チア男子。ストーリーは三部構成。
・一部-仲間集め。ライバル(女子チア)の出現。
・二部-学園祭で初ライブ(ライブ?)。新たなる仲間の出現。(オカマ、アフロ、B系、ヤンキー)
・三部-様々な挫折の果て、最後の戦いへ。
おおすごい。盛り上がるポイントがこれでもかと書かれている。けなしている様に思えるかもしれないけれども、おもしろかった。
話のテンポがとてもいい。そのうえ読みやすい。チアリーディング中の描写も、よく練られている。
チアの技名とかちゃんと説明があったけれども、覚えられなかった。そんな自分でも面白いと思えた。本をちゃんと読める人やチア経験者ならもっと楽しめるんじゃないかな。ストーリー読みでごめんなさい。

あくまでも自分だけの感想なんだけれども、正直、二部まででも良かったと思う。ご都合主義で学園祭では、総合優勝しちゃいましたーみたいなオチをつけて。ページをめくるごとにリアルになっていて読んでいておもしろくなかった。ストーリーはおもしろいのだけれども、リアルな男子高校生の(大学生か)心理描写がどんどんされていった。べつにそんなものは求めていないのだ。おもしろいストーリーが読みたいのだ。ドロドロした男の心の屈折なんか求めていなかったのだ。そんなものをウォーターボーイズでやっていたらたぶん投げ出していた。
そう、ウォーターボーイズなのだ。この本を読む前にウォーターボーイズを期待していて、なにより一部があたかもそれらしく、キラキラした光輝いたストーリーだったのに、後半になるにつれてそのキラキラがなくなってきた。それがちょっとざんねんだった。

それでも総合的に言うと大変面白いストーリーだった。だからこそ本を読み終えてから、倒立を日課にするようになったのだ。まだ2日しか続いていないけれど。一日あたり30秒も持たないけれども。







Books
ここ最近かった漫画を列記。
坂本ですが? と、
黒執事(16)
あるみちゃんの学習帳 1
ライアー×ライアー(4)
を読んだ。

面白かった!

坂本ですが?
は、パシリの話が、読み返すたびに深くなっていく…

これは真面目にバカにしているのか、ただの真面目になのか…

雑巾とか、コロコロとか、髭剃りとか… 一見真面目にやっている…ようで、…………あれ? ひょっとして馬鹿にしてない?

と思わせてて…なんかもう!



/////////////////////////////////
黒執事は、平常運転でパーフェクト執事と悪どいショタだった。

せっかくなんだからエドガーの見せ場を作るべきだっ


あ、あったか。
地味だったから妹に比べてインパクトが薄かったから忘れてた

//////////////////////


最後は金田一蓮十郎の二本。

あるみちゃん…はヤングジャンプで連載中なこともあり、一話一話の展開が早かった。

ハレグゥとか、ニコイチとか、もっと冗長だったからなぁ…(だからこそ面白いんだけど。)

それもあって、面白かったのだけれども、期待してた程の面白さではなかったのが正直なところ。


一方、ライアーライアーは、順当に面白かった。
シリアスなギャグというか、登場人物は真面目に一生懸命に行動しているのに、
なぜかそれが面白く感じる。

そういったこの作者の話が自分にあっているのだと思う。





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漫画

Books
アルプスを越えろ! 激走100マイルを読み終えた。

体をたぎらせたい!と書店をうろついていた時に(←不審者)
見つけた一冊。

てっきり、サクリファイス、とか、エデン、みたいにトレイルランをめぐるが小説かと思ったら、
トレイルランの第一人者と呼ばれる、鏑木さんの体験談だった。

内容は大きく3つ。

まずタイトルにもなっている、世界最高のトレイルラン、
ツールドモンブランについての話。
ウルトラマラソンといわれる大会は、モンブランの周囲100マイル、大小10近くの山々を文字通り丸一日かけて走り抜ける過酷な競技。
幾度となく挑戦し、三位という快挙を達成した鏑木さんの体験談。

そして安定した群馬県庁勤の職を捨て、
プロとして、日本でマイナー(どころか、競技者がいない)トレイルランの世界に飛び込むまでの葛藤。

最後に、そして世界で通じる、誇れる大会を日本で開く!
ツールドフジを立ち上げるまで、そして第二回むけて…

この、ツールドフジ、なんと今月末に開かれるとか。
全長160kmにもなるトレイルラン…
トレイルランはしたことないけれども、来年(はむりか)、再来年を目安に挑戦してみようかなぁ。。。

なにより、鏑木さんのトレイルランにかける熱意が伝わってくる一冊。
トレイルランってどんな競技だろう?面白いのかな?
と思っている人は是非。

トレイルランへの興味がより一層増すこと間違いなし!(≧∇≦)




Books
エデンを読み終えた。


以前に読んだ、サクリファイスの後日談。

これ、Kindleでも取り扱っているし、まだ読んでいないなら読むべきだと思う。一冊。
ものすごく、たぎる。
たぎりまくる。そしてたぎる。

たぎる以外にも、小説として普通に面白い。
サスペンスか、ミステリーかといわれると、ミステリーの区分にはいると思うけれども、
僕としては、「たぎる」というジャンルを作ってそこに入れたいくらいの一冊。

たぎる度合いでいうならば

サクリファイス > エデン

でも、物語としてどちらがおもしろいか、
展開としてはどちらがいいか、と聞かれると

サクリファイス < エデン

本の表紙をみて分かる様に、主人公の仕事はプロのロードレーサ(自転車)選手。
紳士のスポーツといわれるこの競技では、バレーでいうリベロのように、野球でいう送りバントのように、チームのために尽くす「アシスト」という役割がある。

チームのエースを勝たせるために。
チーム全体の勝利のために。
ただひたすらアシストをする。
そんな主人公の小説。
決して雄弁ではないけれど、
全体的に主人公の目線で書かれているので心の動きがわかりやすく、
読後感が非常に良く、
そしてたぎる。

このエデンでは、主人公が(前作の影響もあって)余計にチームのために、
自分がなすべきこと、チームのために尽くすことをだしてしまっている気がした。

もちろん、それが心地よいし、また味わい深いものになっているのけれども、
前作ででてきた、負の面からふつふつと湧かせる「たぎり」がなくなってしまった。

代わりに今作では、正の面からでる「たぎり」がある。

と思っていたら、さらに後日談もあるらしい。
こっちも、Kindleで取り扱っているみたいだし、どうしようかなぁ。買っちゃおうかなぁ。でも、文庫になったら、Kindle版も安くなるかなぁ。



Books
少し前のことになるけど、悲痛伝を読み終えた。

前作の悲鳴伝からの関連は、あるといえばあるし、ないといえば、ない。
話の設定については、この作品から読んでも十分に楽しめる。
ただし、今作では物語の謎が全く持ってわからないので、
ストーリーだけを楽しむ一冊、と割り切らないと楽しめないかも。

ーーーーーー
物語の主人公は、超能力者で、コードネームは『醜悪』。
ところがどっこい、今回の話ではその超能力はほぼ無意味(´・ω・`)

四国(四国地域の全住人)が消息を絶ったため、主人公が調査を行くことに。

そこでであったのが魔法少女。
そう、四国は魔法使いが跋扈する地域だったのだ!

ーーーーーーー
………相変わらず、ただテンポ良く登場人物が死んで行きます。
であった魔法少女がかたっぱしから死んで行きます。

魔法少女の使い方が粗い(笑
なわけで、ちっとも話の謎が解明されない。

前後巻だか、上下巻だかわからないけれども、
今作だけでは完結しなかったことが残念だった(´・ω・`)


前作は、1冊で話が終わるのでまだ万人向けだったけれども、
今作はちょっと難しいかも。
西尾維新がすきで、戯言シリーズが好きなら気にいる一冊だと思います。



Books
久しぶりに夏目友人帳が出ていたので、購入。
今回で、15巻。今年で10周年だとか。…10年!?( ゚д゚ )

そうか…そんなに長く連載しているのか。
少女マンガは、1年に1冊位しか出てこないから、巻数と連載年数が少年漫画(週刊)と比較すると、かなり違いますね。ONE PIECEとか、同じくらいなのに、70巻位じゃないですか。

さて、今回も、おまけ漫画すごく( ・∀・)イイ!!
こんかいは藤原夫妻。特に塔子さんが主人公だったのですが…。
すごくいい・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン
なんだよ、この漫画、善人しか出てこないんじゃないか!。
思わず泣きそうになってしまうから、ツライ。これだから夏目は。
というより、妖かしが全然出てこない、おまけ漫画に一番心動かされるとか、もう、ね。。。

本編は本編でとてもおもしろそうな展開になりつつあるけれども、どうせ次の巻では、違う側面の話になって、
今回のハイライト「名取さんに友人帳の存在がバレる
は来年度かなぁ。。。。
続きが楽しみである。

さてお次。

斉木楠雄のサイ難 3巻
いま、ジャンプで連載している漫画の中で唯一購入している漫画
もうね。このシュールさがたまらない。
ギャグ漫画なのに、2ヶ月連続刊行。「1回の連載ってそんなにページ数あったかなぁ。。。。」
「毎週数ページだったんじゃなかったかなぁ…」と思っていたが、今回意識して読むと、
実際の所他の連載漫画とページ数的にはそれほど変わりがないことに気がついた。
「ば…‥馬鹿な…‥ページ数が実は多かっただと…‥これが奴の能力か…」

ちなみに、今回、表紙の海道くん。 
ようやく「瞬間移動 (海道 瞬)」という所から名前が取られているって理解した。(・ω<)









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漫画

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渋谷の本屋に立ち入った時に、平積みにされていて思わず購入してしまった一冊。
ゲームの流儀」を読み終えた。

正式(?)タイトル、「ゲームの流儀 少し大きい文字」の通り、本書は、ひたすらゲームクリエイターへのロングインタビューである。
ゲームに興味が無い人にとっては、なんだそれは?といった内容に違いない。
それでも、僕ら昭和世代にとっては懐かしいゲーム作成の裏話が、満載に乗っている。

古い所では、ゼビウス・パックマン。ちょっと新しいところでFF,MOTHER,俺屍、そして月姫。
最後の1つだけかなり異色な気配がしなくもないが、
それぞれのゲームを作り上げたクリエイターの、2万字(上下段で25ページ!)にも渡るインタビュー集というのは見たことがない。

各ゲームクリエイターたちの話は中々に興味深い。
それぞれのゲームに対する思いもクリエイター毎に違う。
ゲームが当たるか、外れるか、ヒット作を作成したクリエイターたちは、
(多少なりとも運という要素があるのかもしれないが)
全く別の方向を目指しているようで、それぞれ譲れない所があるのだと思わされる言葉が目に付いた。

と、まぁゲームクリエイターに関する話は、本書を読んでもらうとして、個人的に面白かった点は、
初期のゲーム(アーケードや、ファミコン)を作り上げたクリエイターたちの何気ない仕事、そして業界入りした話。

今でこそ、ゲーム会社・ゲーム業界というのは、ひとつの業界として成り立っているが、
彼らが就職・ゲームを作り始めた当初は、そもそも「家庭用ゲーム」がない時代だった。
(ある時代のクリエイターのインタビューもあるけれどもね)
そんな時、本当に偶然で入社したクリエイターが多いこと多いこと。
そんな彼らが今や、ゲーム名を聞けば、「ああ」と思わされるゲームを作り上げている。

…電車で1本の会社だからとか、アルバイトで入っていたらいつの間にか正社員だったとか、
 絵を書きたくて、広告会社だとおもって入ったとかぁぁぁぁぁ。(╯°□°)╯︵ ┻━┻

まったくもう!ですよ。まったく!もう!
でも、そんな彼らの作ってきたゲームを楽しんで少年時代を送ってきたわけで、
自分がまだ小さい頃に遊んでいたあのゲームを、その時に作り上げた人たちの話をいまこうして読むことができる。
それだけでも、読む価値がある一冊であった。

ところでなんでアオリが「宮部みゆき」なのさ。


Books
「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤローを読み終えた。

・・・・・はっはっはっは (ノ∀`)(涙目


この本は、昨今はやりのSNS----Twitter,Facebook,mixi...----などで、
「○○と友達」「○○を卒業して、××の道を行く」「座右の銘は△△です」と
自分のアピールに大きな力を入れている人たち、いわゆる、「意識高い」人をターゲットに、
あんたたちはただの病気だとこき下ろすである。

意識高い系というと、さて、FacebookやTwitterで、○○大学△団体代表の××です!と
大学生/就職活動中の学生、に多い様な印象があるが(自分だけかもしれないが)
意外なことに、学生だけではなく、社会人にも多いということが書かれている。
ちなみに、社会人で意識高い系という病が発症しやすいのは、
社会人3年目
というから、新社会人の人、若手の人は要注意だ。

「意識高い系」という病以外にも、メディアに流されやすい日本人に対する警鐘もならしている。

能動的に情報を収集できる「新聞」「テレビ」といったマスコミの類いはあくまで「意見」である。
例えば、ここ数年は、就職氷河期/昨今の社会人3年目は非常に離職率が高い、といった情報も、
経済白書などをひもとくと、10年/20年の間で全体に占める割合は何ら変わっていない。
ネット社会で、マスコミのフィルタがない情報が取得できる「かも」しれないが、
自分の欲しい情報しか見ない可能性がある。
結局の所、自分の「軸」を一つしっかり持って、様々な角度から物事を見ることが大切である。
そうすれば、「意識高い」病にもかかり難いのだと。

さて、本書は幾つかの構成に分かれてる(「意識高い系」病が発生しやすい時期・層別)であるが、
基本的にどのパートも、意識高い系をこき下ろしつつ、しかし彼らも被害者であるのだ、とまとまっている。
だからこそ、読後感が悪いことはなく、テンポよく読み進められることが出来た。

セルフブランディング、人脈自慢、ソー活、自己啓発など、自分磨き、
手段が目的となっている若者(に限らないが)に対して、「ちょっと待った」をかけつつ、
自分の実体験を通して、「意識高い」ことがは良いことではないと語りかける。
自分にも思い当たることが少なからず書かれていて、ちょっと心が痛くなった (ノ∀`)


残念なことに、本のあちらこちらに、
「実は著者は○○に知り合いがいて」「××と旧知の中で」「△△業界に知り合いがいるが」
といった言葉が少なからずあった。

いや、それ、あんた、意識高い系じゃね?



Books
マニュアルは大事である。
特に社会人(さらには日本人)にとっては、周囲から浮かないために、
出る杭とならないように、不可欠なものである。
現代社会人にとってマニュアルが必要不可欠なものであるように、
過去の日本―――サムライ―――にとってマニュアルは存在したのだろうか。

時代物のドラマ・映画などを見ていると、往来で刀が当たれば切りあいが始まり、
殿中で刀を抜けば即切腹など、プライドの高い職業(?)人たちの社会は、現代よりも厳格に思える。

本書武士マニュアルはそんな疑問を解決してくれるものである。

全部で6つのマニュアルをそれぞれ紹介しており、
ざっくり分けると、
サラリーマン武士向けマニュアル
剣士向けマニュアル
心構えのマニュアル
切腹のマニュアル

といったところだろうか。

サラリーマン武士向けマニュアル「番衆狂歌」は、
元禄時代以降の江戸中期で良く読まれていたそうである。
元禄時代というと、Wikipedia調べでは、1688年移行であるから、
徳川幕府が始まって100年程。天下泰平の時代である。
ちなみに赤穂浪士の事件もこの時代。(1701年~1703年)

「御番所の 大用場へは燈無く 下駄にてすへる 用心せよ」
というように、トイレに入るときの心構えや、
病欠の届け出、病気になった時の早退方法、療養中の恰好、あいさつの仕方等々、
サラリーマン武士として必要なアレコレをマニュアル化している。

その一方で、剣士向けのマニュアル、「卜伝百首」、「志塵集」がある。
卜伝百首は、剣聖とも言われた、塚原卜伝が残したものとされ、
槍(鑓)、刀の鍔や持ち手に関する諸注意(皮は滑るから、紐にすべきだ)
馬は、小さいものではなく、気性が荒くても大きな馬が良い、等と、
武器・武具・馬に関するマニュアルが詠まれている。


「志塵集」としては、
人を切った後の刀は、脂がついているから、手入れせねばならない。
夜は行燈の光で障子に影が映るから注意せねばならない、
戦争に持っていく兵糧としては何がある、といった様に、
普段は街中で生活をしている武士のためのマニュアル、という印象を受けた。

さて、そして切腹マニュアルたる「自刃録」。
切腹を「するための」マニュアルではなく、「させるための」マニュアルであることに注意。
つまりは、介錯人のためのマニュアルである。
勿論、作法も記載されてはいるが、如何に相手に戸惑いを与えず、切腹させるか、
介錯をする時のポイント、といったつつがない執行のためのノウハウが記載されている。
意外なことに、切腹というと、武士にはつきものの様であった印象を受けるが、
実は、先に挙げた「番衆狂歌」が愛読された元禄時代等では
切腹のやり方を知る武士は少なく、
介錯人がその都度作法を指示していた
―――切腹を恐れず、討ち入りを果たしたあの赤穂浪士たちでさえ、
   「ところで切腹とはどうやるのだ?」という状態であった―――
というのは軽い驚きだ。

勿論、本書、武士マニュアルは非常に血なまぐさい内容がそこかしこに記載されている。
くれぐれも注意して読んでもらいたい。




Books
奇面館の殺人を読み終えた。

久しぶりに出た綾辻行人の新作。(5年振り?)
10冊書くと作者本人が公言している、「館」シリーズの9作目。
上梓されたのは、昨年のこの時期、2012年の正月あけであり、購入したのもほぼ同時期であると記憶していたが、
綾辻のそれも館シリーズであるということから、展開が読めてしまっていたため、
ついつい『積ん読』化してしまっていた一冊である。

『館』シリーズとは何なのか、ということを簡単に説明すると、
綾辻行人による推理小説であり、必ず『隠された通路』が用意されているということに他ならない。
本格ミステリ、と豪語するだけあって、基本的な推理小説のルールにも乗っ取った作品である。

奇面館の殺人のあらすじ
同年同月ほぼ同日生まれの同年代の出席者6人が集められた奇面館。
 仮面舞踏会よろしく、出席者は全員「顔」を隠すことが定められている。
 季節外れの吹雪により、山荘が行きに閉ざされた時、館の主人と思われる人物が、殺害される。
 主人と「思われる」理由は、顔と指が切り落とされ判断がつかなくなっていたからである。
 さらには、主人公を含めた出席者6人は、犯人により、「鍵」付きの仮面を被さられており、
 誰が誰かはわからない。隠された真実とは?

とかそんな感じのあらすじ


本作は、『隠された通路』が前提な小説のルールだけあって、
この「通路」の存在を前提に考えた上で、もう一つ大きなトリックを軸にこの『奇面館の殺人』は書かれている。
それは、小説全体に覆い被さっているとも言える大掛かりなトリックであるが、
自分には、ついぞ、最後の最後の種明かしがされるまで、そのトリックに気がつくことが出来なかった。
種明かしが始まった最初の頁では、話の展開がわからず、思わず何度か読み返してしまったほどである。

ーー『通路』は、(挿絵として館の図面が用意されているとはいえ)
読み手にとって(事件が起こる迄は)まずほぼ発見することが難しいことだろう。
事件が起こってしまえば(その事件現場は往々にして密室となるため)犯人の逃走ルートとして、
『隠された通路』の入口/出口を推理することができる。
しかし、本作では、読者がその『通路』のトリックに気がつくと、また次の疑念が生まれるように構成されている。

さらには、一見、「死体損壊トリック」の様に読者を誘導しておいて、その実、
本当のトリック自体は、べったべたに使い古された「心理トリック」であり、「叙述トリック」を使っていることには思わずうならされてしまった。

加えて今回は、探偵・鹿谷門実は、久しぶりに事件の当事者として巻き込まれたこともあり、
事件後のいわば「探偵パート」で、『通路』の入口に関する情報は細かく出て来ていたし、
犯人を特定する「ヒント」も、話の流れとしてやや不自然な程度に、出て来てはいるため、
「なんだ、簡単じゃないか」と読みながら推理をしようと、必要以上に引き込まれてしまった。













以下、ネタバレになる、「ヒント」に関する一言。
「ミネルバ」って、青い瞳だと神話では書かれていたと思うので、
別にそれが決めてとならなくても、「青ざめた」といった発言はしてしまうのではないでしょうかね。



Books
ゼロからトースターを作ってみた」を読み終えた。

DIYまで行かなくとも、ものづくりが好きな人はそれなりにいるだろう。
IKEAで買ってきた家具を組み立るもよし、ガンダムのプラモをつくるもよし。
何かを作り上げるということは、0からではなくてもそれなりの達成感を味わえる。

本書はそんな「創作」を突き詰めた結果なのかもしれない。
日本人のどの家庭でも炊飯器があるように、イギリスの家庭にとっては「トースター」が欠かせない。(のだろう)
筆者いわく、4ポンド以下で手に入る「パンを焼く機械」

ーーー「あると便利、でもなくても平気、それでもやっぱり比較的安くて簡単に手に入って、とりあえず買っておくかって感じで、壊れたり古くなったら捨てちゃうもの」ーーー

これをリバース・エンジニアリング(分解したりして、構造をしらべること)から
文字通り0からトースターを作ってみよう。と考えて実行した体験を綴っている。

用意周到に計画をねり、
それなりの時間とお金をかけてトースターを作った…のではない
イギリスの美大の学生である筆者は、日本の多くの大学生とかわらず、
行き当たりばったりで、あまりにも無計画なトースター作成記を綴っている。
というか中には犯罪行為も書かれている。(゜.゜; )

具体的なトースター作成記は本書を読んでもらうとして、
興味深かったのは、トースターを作成するためのアプローチだ。
『0から』の通り、原材料となる「鉄」を実際に掘り出して、製鉄して、形作る。
もちろん、店頭で売っているようなトースターに使われている洗練された鉄などの部品を作ることは個人で中々できることではない。

当然、妥協もした。

それでも自前で鉄を鉄鉱石から取り出すために、
16世紀の錬金術の書籍から鉄の精錬法を学習
したり、
プラスチックを固めるためのカタを丸太から繰り抜いて作成したり…と、「そこまでするのか!」と思わされた。

表紙をかざっているグロテスクな物体は、筆者が作成した手作りのプラスチックにおおわれたトースターだ。
見てくれが良いとはいえないけれども、この本を読み終えた後には、きっと違う見方ができるようになるだろう。



Books
原題:the war MAGICIAN: the man who conjured victory in the desert

直訳すると、「戦争奇術師:砂漠で勝利を呼び出した男」といったところだろうか。
ともあれこの「スエズ運河を消せ―トリックで戦った男たち
」を読み終えた。

史実を元にした話で、話としては、イギリスの奇術師 ジャスパー・マスケリン が入隊し、考案した
イギリスに勝利をもたらした1942年のバートラム作戦までの数々の戦時トリックについての話。

タイトルにもなっている「スエズ運河を消せ」は実際に行われた作戦の一つで、
当時、イギリスの駆逐艦の重要な補給路としてあったスエズ運河。
このスエズ運河をドイツ軍から隠してくれないか?消してくれないか?という軍事作戦から取られている。

その他にも、ジープを戦車に見せかけたり、攻撃の直前まで戦車を隠しておいたりといった様々な戦時トリック・カモフラージュについてが書かれている。

タイトルから考えると荒唐無稽におもえるが、
話の中ではすこぶる科学的・論理的にカモフラージュを考案していることが読み取れた。

話の内容上、また翻訳されている以上、所々読み難い部分があり、ページ数も多い本であったが、最初から最後まで大変面白かった。



Books
舶来屋を読み終えた。

銀座の老舗、茂登山長市郎のサンモトヤマをモデルにしたフィクション小説。モデルがあるならばノン・フィクションにちかい作品。

残念ながら、私個人としては、軽井沢店は(見物がてら)訪れたことがあるが、銀座本店は(敷居が高そうで)訪れたことがない。


小説は、現代日本で、和紙専門店の跡取り息子(主人公)が銀座の喫茶店で茂登山長市郎と出会うところから始まる。
主人公は、オワコンと化している和紙に未来はないと感じ、現在の環境では自分は活かせられない。と常に思っている。
そんな苛立ちを感じている主人公に対し、第二次世界大戦後、焼け野原となった 東京でがむしゃらに働いてきた茂登山は、
「27歳は何もかもが楽しい時代」。「うまく行かなくても自分以外のせいにしたことはなかった」。という。

ちょうど自分も27歳になろうとしている。自分はここまでひとつのことに熱血して物事に取り組めたことがないなぁ…
と思わされてしまった。
それは抜きにしろ、サンモトヤマの歴史を知る上でも非常に興味深い一冊だった。



Books
新宿まで出る機会があったので、前からきにかかっていた「ほんのまくら」フェアに行ってきた。

公式ページにも書いてあるが、簡単に言うと、
各本の出だし(まくら)の1行、あるいは数行が印刷されたブックカバーだけを手がかりに、
面白そうな本を購入してください。という物。本の闇鍋。

中身がわからない状態で購入する必要があるので、当然一つ一つはラッピングされ、
その本が、どこの出版社からでているのか。古いのか、新しいのか。どのような作者の本なのかさえもわからない。
(もちろん、大きさから、文庫 であることは間違いないのだが。)

ところでこの素敵すぎるイベント、てっきり1フロアまるまる、かとおもいきや、
本棚3つ分。とかなり小規模な感じでびっくりした。
イベントに行くまでは、ラッピング、というのもてっきり機械作業で行なっているのかとおもいきや、
意外なことに、一つ一つ手作業でカバーをかけ、そして一つ一つ手作業でラッピングしたようである。
これを本棚3つ分の本全てにやったというのだから、さぞかし大変なことだったのだろう。

てなわけで、ジャケ買いならぬまくら買いで購入した本はこちら。
honmakura

「ブルース・リーが武闘家として示した態度は、、「武道」への批判であった。」
「君があらゆる物を恐れているのなら、この本を読みたまえ。」
「およそ小説には始まりも終わりもない。」
「徒刑囚の服は薔薇色と白の縞になっている。」


9月16日まで新宿本店(新宿三丁目付近)2Fで行なっているらしいので、興味のある方はぜひ。




Books
いつもどおりに最近読んだ本を。いつもどおりに本のタイトルはリンクにしている。はず。

さよなら!僕らのソニー


作者は立石泰則さんという人らしい。どういう人かとWikipediaで調べたら、「近年の業績不振により世間から批判されることが多いソニーに対しては、現在も比較的好意的。」…好意的なのに「さよなら」と(笑)

という印象から読み始めた。読めば読むほど、「ああ、この人はSonyが大好きだったんだな」とSonyの創立期の商戦・戦略・自分がそのときSony製品に何を感じていたのか、と熱く書き記していた。

歴代のSony社長が一体どのようなこだわりをもって「尖った」商品を出し続けたか、
それがいまなぜ低迷し、今ひとつなメーカとなってしまったのか、ということをわかりやすく記述している。
とりわけ、近年のSony社長については知っていたが、
例えば音楽が大好きで、軽井沢に音楽ホール(大賀ホール)を寄贈した大賀元社長とか、
戦後小さな町工場から始まった時のSonyとか、
そういったことは知ることがなかったので、とても興味深かった。

執筆・出版されたのが昨年度(2011年)末であることもあって、本当に最近のことまで書かれている本である。
Sonyに興味がなくてもオススメ(笑

Books
ここ最近で読んだものをつらつらと。


GalaxyNoteを購入してから電子書籍を結構買うようになった。
読破後に「よし!次!」とどんどん購入、読み続けることができるのが…。ヤバイ…。

まず購入したのが、
ましろのおと

赤ちゃんと僕、とか、しゃにむにGO!とかを書いている羅川真里茂の作品。

独自で祖父から音楽を習っていた主人公が東京に出てきて… みたいな話。
「三味線で」

ギターものの音楽漫画はよくあるけど、津軽三味線とか新しいジャンルwww
ついつい一括購入してしまった。




運命の人。実際にあった事件、西山事件を題材とした作品。

白い巨塔とか、不毛地帯とか、沈まぬ太陽を書いた山崎豊子の作品。
最近では、TBSでドラマにもなっていたらしい。この本を読み始めてからドラマ化されていたことを知ったが。

1巻ではまだプロローグにしか過ぎなかったので、今後の展開が楽しみだが、ちょっと話が長すぎる気がする。




色即ぜねれいしょん。みうらじゅんの高校時代を元にした作品だとか。

仏教学校に通う悶々とした高校生がフリー◯○クスを信じてユースホステルでの旅を行える隠岐の島に行くといった話。

思っていたほど面白くなかった。





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Books
ここのところで購入した漫画


「デッドマン・ワンダーランド 9・10・11」


相変わらず登場人物の入退場が激しすぎる。もう少しで完結しそうだけれど、まだしばらく伸びるんだろうなー。

「乙嫁語り 4」

本屋にいったらつまれてたので購入。
今巻は全体的にあとがきと同じようなテンションだった。
森薫の話は好きなんだけれど、漫画はやっぱ暇つぶしに読む感じなので、文字が多いのはちょっとなー。

「ナイーヴ」


ハネムーンサラダ 1 と同様に二宮ひかるを代表する作品っていう話だったので購入した。
割とこういう話は好きなので、続巻も購入しようと探し中。




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Books
OUTを読み終えた。

桐野夏生の作品はいくつか読んだ。一方的な感想だけれども、この人の作品の真髄は『堕ちていく・外れていく女性』にあると思う。
エログロな『堕』もあれば、怠惰な『堕』もあれば、と描写は様々だけれども、全作品を通して
それまでは普通の生活をしていた女性が、ふとしたきっかけで転落していく、
後には何も残らない、と、そういったテーマは共通しているのではないだろうか。

さてこのOUT。
主人公は、中年の女性。
弁当作りのパートタイマーが、ふとしたきっかけで死体処分(超ええよ)を行い、人として超えてはならない一線から外れ、
自分の軸・信念は保ったまま、それでいて一般的な何かからは『外れていく』

グロい描写が多い上に、当初の予想からグイグイ外れていくことが何より面白い作品ではあったのだが、
読解力がついていかず、主人公の心理がまったくもってわからなかった。
理解は出来るのだけれども、納得できない、とそんな釈然としないまま読み終えてしまったので、後味はイマイチ。

似たような経験をこの人の別の作品でもしたことがあるので、
桐野夏生さんの作品は自分には少し合わないのかもしれない。





Books
連続殺人鬼 カエル男を読み終えた。

2009年の「このミステリーがすごい!」に選ばれそうになったらしい。
しかも同年にこの作者の他の作品もノミネートされていたということなので、ぜひそちらも読みたいところ。

「カエル男」なんていう可愛らしい名前と、このカバー↓に騙された。


「連続殺人」というのは何かのメタファーなのかとおもって手にとったら騙された。

猟奇殺人・残酷なシーンを描写したミステリはいくつか読んできたけれども、
それでもそうそうないかなー、というくらいにグロい描写が多かった。
しかもその描写がやたら細かいのですよね。。。

「このミス」に選ばれたこともあり、後半部分からの怒涛の展開が本当にすごかった。
411ページ(Amazon調べ)と、文庫にしてはちょい厚めな本だけれども後半から徹夜で読んでしまった。
しかも、いい感じのモヤっとした感じを残してくれる作品。
印象としては貴志祐介氏の作品のように、読後に読み手の想像をかきたてるような本となったいた。

あ、そういえば、悪の教典が映画化するみたいだね。

誰が俳優なんだろうなぁ。本を読んでいるときのイメージはなぜかああ探偵事務所の主人公↓だったんだけれど。。。
なぜだろう。



Books
万能鑑定士Qの事件簿を読み終えた。

自分のよく行く本屋で、ものすっごい押されている、「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」とかいうアオリの本。
第一シリーズの「事件簿」シリーズは、(第二シリーズもそうかもしれないが)
各巻読み切り、一巻完結の作品のため、どの作品から読んでも楽しめる。
(ただし、一巻は二巻のためのプロローグのような内容のため、1,2巻は続けて読むのをおすすめする。)

Googleの画像検索をするとわかるけれど、最近の文庫本にありがちな、萌系…というか、わりと可愛いカバーを書いている。まったく、そんな手には……手には…。

Wikiで調べる限り、絵師の清原紘という人は、Anotherのコミカライズもしているらしい。

Anotherか…。(アニメは撮り溜めしているけれども、原作読んで、結末わかってるミステリなので見る気がしない。)
ちなみにこのシリーズ、万能鑑定士Qとして、1巻、2巻がセットになった本もある。ただ、これだとなんかなぁ…。
やっぱりCDにしろ、DVDにしろ、本にしろ、ジャケットって大事だよね。

さて、簡単にだが、ほんの感想をば。

「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」のアオリに間違いはなく、様々な知識が文章の中に散りばめられている。
その知識をもとにした推理はホームズの様に、登場人物の服装や話し方から、出身、地域を当てるに限らず、
スーパーに並んでいるような大量生産品のほんの僅かな違いから生産工場、果てはそこにかくされた意味まで解き明かしている。

執筆のペースが異常なまでに早いことも素晴らしい。
2010年4月ー2011年10月までの間で12作品。3ヶ月に2本は出ている計算だろうか。

小説の時代は現代社会のため、例えば、古い、携帯電話が一般的でないころに、携帯電話を利用したトリックが肝だった、とか、
例えば、その時代にあった出来事が話しの中に出てきても、理解出来ないとか、
そういった読み手と本との違和感がない。
随所に現代の内容を散りばめていることも、あるのだろうが。

ただ、本格的なミステリか、というと私としてはそう思えない。
面白くて、知恵がつく。それに人が死なない。ということが原因でミステリと言えない、というわけではない。
内容が薄い。

小説内で、明かされるトリックはその多くが「一般的には知られていないこと」で作成されている。
(つまりは幅広いジャンルに対する「鑑定」なのだが)
そのためか、トリック自体も、「え、そんなことが?」と思わせる、考えさせられるようなものではなく。
「へー。そうなのか。」といった内容か、トリックの説明に入る前に真相に気がついてしまうことが多い。
小説自体のボリュームにもあるのだろう。
シリーズ通して、文庫で280ページ程。文庫でこのサイズとなるとどうしても物足りなさがでてしまう。

往復の通勤時間(1h程)でサクッと読めてしまうので、手持ち無沙汰なときには良い本だと思う。




Books
かなり前だがマリアビートル

を読み終えた。

最近の伊坂幸太郎は、以前の本の続編といった形のものを執筆していると感じる。
マリアビートルは、少し前にでたグラスホッパーの続編と言えると思う。
正確には、続編ではなく、同じ世界観の作品で、主たる登場人物も何らかの形でグラスホッパーとかかわりがある。
グラスホッパーを読んでいなくても十二分に楽しめるが、先にこちらを読んでからの方がより楽しめると感じた。
作品の傾向としてはその他の作品と大きく変わらない。
強いて言えば、最近の伊坂幸太郎はショートショートではなく、長い分量を書くようになったかな、という事。
おそらくであるが、この本を文庫化するとしたら、分量少なめの京極の作品と同様になるだろう。
というかなんで一冊にまとめようとしないんだ角川京極。(講談社京極は分冊化する)
舞台は、東北へと向かう新幹線。
複数の登場人物がそれぞれ主人公となって、それぞれの思惑を達成しようとした結果…めぐりめぐる軽快なストーリーといった感じであった。
前回のグラスホッパーが2日間の間の出来事であったのに比べて、今回は6時間程度。
その分、一つ一つの描写が濃くなっている。
殺し屋が主体であることも前回とかわらない。
かといってエログロな描写があるわけではない。
伊坂の作品での残酷な表現は、淡々と書かれる為に、それが自然なこととすら思えてしまう。
読み終えた感想としては面白かった、が
グラスホッパーの登場人物をすっかり忘れていたため、
途中から「ん?どっかで読んだ気がするな」
「んー。この登場人物はどっかの作品にでてきたなぁ」と頭の片隅に出てきてしまって
どうにも集中できなった。
納得ができたのは奇しくも最後の「マリアビートル」の意味がわかった時。
「ああ、グラスホッパーと同じ世界の作品か」と気づくことができた。



Books
最近読んだ本。漫画


[ラノベ]囮物語
ーいっそ全部出てから時系列的に読んだほうがいいかと思ってきた。


狼と更新料 最終巻

---激甘だった。ニヤニヤラノベ



神様のメモ帳 7

---個人的には、2がピークだった。



バカとテストと召喚獣 9.5

---ノリに慣れてきたのか展開が読めるようになってきた。そろそろいいかなー




[マンガ]
3月のライオン 6
ー表紙の割に出番のない二階堂


乙嫁語 3

---スミスが空気嫁なさすぎ。ダメ男。



宇宙兄弟 14

---兄貴運がないいいながら強運すぎるだろ。





ナナとカオル ブラックレーベル
ー本編よりもちょっと先の話。でも本編今冬だよな。

[小説]

カッパ・ノベルス創刊50周年記念作品

---大物作家のショートショート。ショートショートすぎてダジャレみたいな作品ばっかりでがっかり


平成関東大震災

---福井晴敏の作品なだけに期待していたが、「もしもマニュアル」と「震災想定ラノベ」の中間みたいなものだった。








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