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Books
舶来屋を読み終えた。

銀座の老舗、茂登山長市郎のサンモトヤマをモデルにしたフィクション小説。モデルがあるならばノン・フィクションにちかい作品。

残念ながら、私個人としては、軽井沢店は(見物がてら)訪れたことがあるが、銀座本店は(敷居が高そうで)訪れたことがない。


小説は、現代日本で、和紙専門店の跡取り息子(主人公)が銀座の喫茶店で茂登山長市郎と出会うところから始まる。
主人公は、オワコンと化している和紙に未来はないと感じ、現在の環境では自分は活かせられない。と常に思っている。
そんな苛立ちを感じている主人公に対し、第二次世界大戦後、焼け野原となった 東京でがむしゃらに働いてきた茂登山は、
「27歳は何もかもが楽しい時代」。「うまく行かなくても自分以外のせいにしたことはなかった」。という。

ちょうど自分も27歳になろうとしている。自分はここまでひとつのことに熱血して物事に取り組めたことがないなぁ…
と思わされてしまった。
それは抜きにしろ、サンモトヤマの歴史を知る上でも非常に興味深い一冊だった。



Books
新宿まで出る機会があったので、前からきにかかっていた「ほんのまくら」フェアに行ってきた。

公式ページにも書いてあるが、簡単に言うと、
各本の出だし(まくら)の1行、あるいは数行が印刷されたブックカバーだけを手がかりに、
面白そうな本を購入してください。という物。本の闇鍋。

中身がわからない状態で購入する必要があるので、当然一つ一つはラッピングされ、
その本が、どこの出版社からでているのか。古いのか、新しいのか。どのような作者の本なのかさえもわからない。
(もちろん、大きさから、文庫 であることは間違いないのだが。)

ところでこの素敵すぎるイベント、てっきり1フロアまるまる、かとおもいきや、
本棚3つ分。とかなり小規模な感じでびっくりした。
イベントに行くまでは、ラッピング、というのもてっきり機械作業で行なっているのかとおもいきや、
意外なことに、一つ一つ手作業でカバーをかけ、そして一つ一つ手作業でラッピングしたようである。
これを本棚3つ分の本全てにやったというのだから、さぞかし大変なことだったのだろう。

てなわけで、ジャケ買いならぬまくら買いで購入した本はこちら。
honmakura

「ブルース・リーが武闘家として示した態度は、、「武道」への批判であった。」
「君があらゆる物を恐れているのなら、この本を読みたまえ。」
「およそ小説には始まりも終わりもない。」
「徒刑囚の服は薔薇色と白の縞になっている。」


9月16日まで新宿本店(新宿三丁目付近)2Fで行なっているらしいので、興味のある方はぜひ。




Books
いつもどおりに最近読んだ本を。いつもどおりに本のタイトルはリンクにしている。はず。

さよなら!僕らのソニー


作者は立石泰則さんという人らしい。どういう人かとWikipediaで調べたら、「近年の業績不振により世間から批判されることが多いソニーに対しては、現在も比較的好意的。」…好意的なのに「さよなら」と(笑)

という印象から読み始めた。読めば読むほど、「ああ、この人はSonyが大好きだったんだな」とSonyの創立期の商戦・戦略・自分がそのときSony製品に何を感じていたのか、と熱く書き記していた。

歴代のSony社長が一体どのようなこだわりをもって「尖った」商品を出し続けたか、
それがいまなぜ低迷し、今ひとつなメーカとなってしまったのか、ということをわかりやすく記述している。
とりわけ、近年のSony社長については知っていたが、
例えば音楽が大好きで、軽井沢に音楽ホール(大賀ホール)を寄贈した大賀元社長とか、
戦後小さな町工場から始まった時のSonyとか、
そういったことは知ることがなかったので、とても興味深かった。

執筆・出版されたのが昨年度(2011年)末であることもあって、本当に最近のことまで書かれている本である。
Sonyに興味がなくてもオススメ(笑

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