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         舶来屋を読み終えた。

銀座の老舗、茂登山長市郎のサンモトヤマをモデルにしたフィクション小説。モデルがあるならばノン・フィクションにちかい作品。

残念ながら、私個人としては、軽井沢店は(見物がてら)訪れたことがあるが、銀座本店は(敷居が高そうで)訪れたことがない。


小説は、現代日本で、和紙専門店の跡取り息子(主人公)が銀座の喫茶店で茂登山長市郎と出会うところから始まる。
主人公は、オワコンと化している和紙に未来はないと感じ、現在の環境では自分は活かせられない。と常に思っている。
そんな苛立ちを感じている主人公に対し、第二次世界大戦後、焼け野原となった 東京でがむしゃらに働いてきた茂登山は、
「27歳は何もかもが楽しい時代」。「うまく行かなくても自分以外のせいにしたことはなかった」。という。

ちょうど自分も27歳になろうとしている。自分はここまでひとつのことに熱血して物事に取り組めたことがないなぁ…
と思わされてしまった。
それは抜きにしろ、サンモトヤマの歴史を知る上でも非常に興味深い一冊だった。


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