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Books
         「ゼロからトースターを作ってみた」を読み終えた。

DIYまで行かなくとも、ものづくりが好きな人はそれなりにいるだろう。
IKEAで買ってきた家具を組み立るもよし、ガンダムのプラモをつくるもよし。
何かを作り上げるということは、0からではなくてもそれなりの達成感を味わえる。

本書はそんな「創作」を突き詰めた結果なのかもしれない。
日本人のどの家庭でも炊飯器があるように、イギリスの家庭にとっては「トースター」が欠かせない。(のだろう)
筆者いわく、4ポンド以下で手に入る「パンを焼く機械」

ーーー「あると便利、でもなくても平気、それでもやっぱり比較的安くて簡単に手に入って、とりあえず買っておくかって感じで、壊れたり古くなったら捨てちゃうもの」ーーー

これをリバース・エンジニアリング(分解したりして、構造をしらべること)から
文字通り0からトースターを作ってみよう。と考えて実行した体験を綴っている。

用意周到に計画をねり、
それなりの時間とお金をかけてトースターを作った…のではない
イギリスの美大の学生である筆者は、日本の多くの大学生とかわらず、
行き当たりばったりで、あまりにも無計画なトースター作成記を綴っている。
というか中には犯罪行為も書かれている。(゜.゜; )

具体的なトースター作成記は本書を読んでもらうとして、
興味深かったのは、トースターを作成するためのアプローチだ。
『0から』の通り、原材料となる「鉄」を実際に掘り出して、製鉄して、形作る。
もちろん、店頭で売っているようなトースターに使われている洗練された鉄などの部品を作ることは個人で中々できることではない。

当然、妥協もした。

それでも自前で鉄を鉄鉱石から取り出すために、
16世紀の錬金術の書籍から鉄の精錬法を学習
したり、
プラスチックを固めるためのカタを丸太から繰り抜いて作成したり…と、「そこまでするのか!」と思わされた。

表紙をかざっているグロテスクな物体は、筆者が作成した手作りのプラスチックにおおわれたトースターだ。
見てくれが良いとはいえないけれども、この本を読み終えた後には、きっと違う見方ができるようになるだろう。


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