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         朝井リョウのチア男子!!を読み終えた。

朝井リョウといえば、映画化もされた「桐島部活やめるってよ」が世間的には有名だそうだ。
それくらいしってる。散々テレビで宣伝してた。だからこそ買うものかと決めた。天邪鬼なのである。
そんだけ面白いのならば、いつの日にか誰かからもらうし。テレビでだって放送するだろう。テレビ見ないけど。
さてそんな作家の本をなんで読んだのかといえば、単純に人からもらったからである。
それまでには、必死こいてジャンケンで4連勝するという経緯があったりするのだが、重要なのは自分で買っていないこと。
これに尽きる。だって成功している作家って妬ましいじゃん。小説書かないけれど。

チア男子。一昔前に流行ったウォーターボーイズ的なものを想像していた。まさしくそうだった。作中にも「ウォーターボーイズってあったよね」って出てきているのだからこれはもう確信犯。強いて言うなら設定が大学生だということ。チア男子。チア。とてもいい響きなのに、男子がつくことで台無しになる。興味深い。

チア男子。ストーリーは三部構成。
・一部-仲間集め。ライバル(女子チア)の出現。
・二部-学園祭で初ライブ(ライブ?)。新たなる仲間の出現。(オカマ、アフロ、B系、ヤンキー)
・三部-様々な挫折の果て、最後の戦いへ。
おおすごい。盛り上がるポイントがこれでもかと書かれている。けなしている様に思えるかもしれないけれども、おもしろかった。
話のテンポがとてもいい。そのうえ読みやすい。チアリーディング中の描写も、よく練られている。
チアの技名とかちゃんと説明があったけれども、覚えられなかった。そんな自分でも面白いと思えた。本をちゃんと読める人やチア経験者ならもっと楽しめるんじゃないかな。ストーリー読みでごめんなさい。

あくまでも自分だけの感想なんだけれども、正直、二部まででも良かったと思う。ご都合主義で学園祭では、総合優勝しちゃいましたーみたいなオチをつけて。ページをめくるごとにリアルになっていて読んでいておもしろくなかった。ストーリーはおもしろいのだけれども、リアルな男子高校生の(大学生か)心理描写がどんどんされていった。べつにそんなものは求めていないのだ。おもしろいストーリーが読みたいのだ。ドロドロした男の心の屈折なんか求めていなかったのだ。そんなものをウォーターボーイズでやっていたらたぶん投げ出していた。
そう、ウォーターボーイズなのだ。この本を読む前にウォーターボーイズを期待していて、なにより一部があたかもそれらしく、キラキラした光輝いたストーリーだったのに、後半になるにつれてそのキラキラがなくなってきた。それがちょっとざんねんだった。

それでも総合的に言うと大変面白いストーリーだった。だからこそ本を読み終えてから、倒立を日課にするようになったのだ。まだ2日しか続いていないけれど。一日あたり30秒も持たないけれども。






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