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「氷の闇を越えて」を読み終えた。

スティーブ・ハミルトンの作品。別作品の『解錠師』が非常に面白いと薦められているので、その前に他の作品(デビュー作)を読んでおこうと思った次第。
典型的なハードボイルド作品と、サイコサスペンスがうまい具合に混ざったような作品。
ハードボイルドな主人公の心理描写も丁寧に書かれていて重厚な話。
典型的な探偵小説が好きならきっと楽しめると思う。

それにしてもなぜ海外のハードボイルド小説は映画的というか、それまでの8割程を台無しにする話が多いのだろう。
日本の推理小説は、(全てではないが)話の最初のほうで犯人視点の描写から、犯人を推理するものの、作家の見事な誘導によって犯人を錯覚させ、最後の種明かしで読者を驚かせる。
海外のハードボイルド作品は、8割ほどの話を、全てひっくり返すような展開にして読者を驚かせる。
そのような気がしてならない。
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