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BookLiveのキャンペーン、SGS48を利用して「僕らはみんな河合荘」を読んだ。僕が夢見ながら実現できなかった下宿生活がそこにはあった。まぶしい・・・。
っポイ。マイガール。さくら荘のペットな彼女。そのあたりが好きならきっとはまる。

さて、今回、「解錠師」を読み終えた。ある人に「人生でベスト1な本だ」とまで言わしめた小説。ちなみに彼は3冊しか本を読んだことがないので、どんなにつまらなくても銅メダル。他の本の一つが「氷の闇を超えて」。同じ作者。出来レースか。期待度は低かった。
原題は「The Lock Artist」。なぜ副題にしなかった。期待度が下がる。あなたの心をアンロック!違うか。

冒頭。刑務所。ファンタジー要素や心理トリックがあるわけではないようだ。主人公は服役中。しかもしゃべれない。これから最後まで刑務所から過去の独白を行うようだ。つまり結末は逮捕・投獄・そして冒頭へ。古典的だが、描写次第で化ける話になりかねない。しゃべれない理由もここで語られるのだろう。始まる2つの本編。章単位で進む2つの時間軸。少年から解錠師として育っていく時間軸。間に挟まれる最後の大仕事の時間軸。過去の最初の時点で「しゃべれない」状態の主人公。張られる伏線。


解錠師として育つ時間軸。スクールカーストの最底辺状態でもある少年時代の話はそれだけで1つの話として成り立つくらいに劇的だ。美談、とはいえないヒューマンドラマ。しゃべれない代わりに持っていた1つのスキル。解錠に出会わなかったら素敵な人生を送れたに違いない。そんな人生が狂ってしまった一つの事故。「シックス・センス」でマルコム先生に出会えなかったコールがそこにいた。


ネット上の話をまとめると、翻訳者は主人公を嵐の二宮君のイメージで翻訳していたらしい。二宮君。永遠の17歳。確かに主人公を二宮君にイメージしなおして読むと、「なるほど」とうなずけるところがある。とはいえ、アメリカが舞台。嵐ファンには申し訳ないが、二宮君でのイメージができない。「A.I.」「シックス・センス」オッサンになってしまったオスメント君をイメージしながら読んだ方がすっきりした。コール少年によるヒューマンドラマ。大変面白い。最後の大仕事の話?スパイス的な要素だったね。





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