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Books
         

本屋の新刊コーナーで平積みにされていたので、手に取った。
正直に言うと、帯の女性の写真と、キャバ嬢というワードにちょっぴりのエロス展開を期待して手に取った(`・ω・´)
結論から言うと、エロス要素皆無です。でも勉強(?)になります。

本書では、まずキャバクラとクラブの違い・定義から始まっている。
内容から察せられるのは、筆者は、キャバクラにもクラブにも潜入捜査をしたことがあるようだ。
その上で、本書はキャバクラに焦点をあてている。
(キャバクラとクラブの定義・違いがいまいちわかっていなかったので、キャバクラの定義から本書が始まったのはありがたかった)

キャバクラの成り立ち、小悪魔Agehaに代表される様ないわゆるアゲ嬢の変遷、
キャバクラ店のシステムといったことも興味深かったが、中でも、
本当はガサツで口が悪い今時の女の子が、「ステレオタイプな普通の女の子」らしさを演じ、
それに対する金銭サービスが発生する資本主義社会、
また、
「普通の女の子」として客と近い距離を保つ一方で、
「接客している私はキャバ嬢である」というメッセージを発し客との距離を取らなければならない。
どちらかのバランスが崩れたとき、客はキャバ嬢を恋愛対象とみて、ストーカ化する。
逆に「普通の女の子」としての存在がなければ客がつかない、そんな危うい関係を保つ必要があるキャバ嬢の病み。

この2つを明らかにしている点が斬新で非常に面白かった。

「現役京大生が自ら潜入操作!」こんなアオリで本を手に取った自分は、
この本の中で1つのテーマとして述べられる、「金と顔の交換」という資本主義社会の闇にどっぷり浸かっているのであった。
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