Books
         ブラットベリの作品。
華氏451度を読み終えた。
タイトルの意味は、紙が自然発火する温度殿のこと。
タイトルが炎をほのめかすように、
まさに炎の物語。
もっといってしまえば、「もし本/知識を得ることが禁止されたら」といった半ばセレンディピティな内容。

舞台はおそらくアメリカの、第二次世界大戦前後を基本とした生活様式を、強引に未来的にした感じ。

バックトゥザフィーチャーの2ででてきた未来、まではいかないが、
半ば実用化され、半ばまだまだ未来的な家電やら生活グッズがそこらに登場する。

それらに無理くりな名前をつけるのではなく、当時の人にもわかるようにであろう、
想像図に近い名前をつけているので一度納得してしまえば理解は早い。
むしろ、これらの内容を、20.30年以上昔に事細かに想像していたことに驚愕した。

主人公は日本語でいう消防士。
ファイヤーマンの英語名が示す通り、
本を焼き尽くす、焚書官。

が、世間的には異常者とされている、花や雨、空気や風景に意識を向ける少女との出会い、
半ば機械化された毎日から、
自分の生活に疑問を覚えるという話。


本、紙がなくなる、消されるならば、
といった話ではなく、
それらのいわば、暇、を潰してくれ尚且つ知識を与えてくれるものから離れた時、
消費することだけに邁進する毎日、
そんなことで良いのか、といったことを投げかける本。

最後の最後にきっと作者は生産性を持つこと。
少数でも恐れず動くことの大切さを投げているのではないか。そうおもわされた

スポンサーサイト
 
 

トラックバック用URL ;http://gatolynx.blog100.fc2.com/tb.php/32-595a29f5

コメントの投稿

非公開コメント