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         すこし中とびになったが、これで大体のS&Mシリーズ、Vシリーズ、それからGシリーズを読破。

読んでいて感じていたのは、S&Mシリーズの犀川と西之園はGシリーズにも出てくる。
時代的に連続してるから当たり前かもしれないが。

それがVシリーズでは出てこない上、携帯電話の利用がほとんどと言ってない。
勿論、S&Mシリーズの一作目が、出ていた頃は、携帯電話=車につけれる程度の物、
であったこともあり、小説なんかでの利用頻度はほとんどないに等しいと思っても良いと思う。
それでも、確か、確かだが、S&Mシリーズも後半になれば、
多少の携帯電話の利用があった事は確かである。

推理小説にかぎらず、時間帯の整理に携帯を使って電話をした、
とか実際に電話をしているシーンから、時間帯を伺わせる事は多いと思う。
(最近の物なら特に。)

それが、Vシリーズではいっさい無い。
場所的には殆ど一緒であると思うが、他のシリーズとの絡みもない。
(まぁ、先にGシリーズの初めの3冊を読んで、その登場人物もでないなー、って事くらいだが)

ただ、唯一、8本目?の「捩れ屋敷の利鈍」でだけ、S&Mシリーズとの交差があった。
が、国枝助手を先生と読んでいるのから見ると、Gシリーズに近いのだとおもう。

で、以下、他のシリーズを読み進めていると分るのかもしれないけれども、
自分が思った今後の話の展開に関する考察---推論---もどきの妄想。

ネタバレか?といわれると否定も肯定もできない。












んで思った事。

1,まず、この8作目?(という事にしよう。うん)だけ、他のVシリーズと時間軸が外れているという事。
登場人物が同じ人物であるからといっても、同じ時代であるとは描写されていない。

仮にこの設定であるとすると、このシリーズだけ、いつものレギュラー4人のうち、
主人公クラス2人しか出ていない事が理解できなくもない。2人とも語り手であり、主人公の視点を持っているから。
あとの2人となると、レギュラーではあるが、客観視、モブの要素が強いので、それを排除しているのではないか。

そのために、わざわざ保呂草のもう一つの仕事に焦点を入れたストーリになっているのではないだろうか。
あと紅子が西之園をしっているが、その接点が(「恋恋連歩の演習,六人の超音波科学者」以外で)描写されていない。
上記2つはまだ読んでいないから、無理なんだけど、

作者が今後のシリーズ続編を当時から意識していなければ、他の話でもストーリーの絡みを入れていたと思う。

2,携帯電話の使用。
まぁ、他の話を読んだのが、昨年なので、若干の記憶違いはあるかもしれないが
この8作目だけ、携帯電話の利用が見て取れる。
まぁ使っているのは彼女だけだけれども。

仮に彼女が犀川と話す事が必要なのであれば、(S&Mの世界観を崩すが)別に固定電話でも構わないはず。
また、話の展開らしい、といえばらしいがわざわざ2回書ける必要も無いのではないかと。
暗に携帯電話の存在を意識させたいのではないかなーと。
仮に携帯電話が高価な物であるのなら、保呂草ならフェラーリと同じ様に着目したはず。
それが無かったという事は、この事件の「当時」ありふれた物であったのではないだろうか。と。

3,最終話での真賀田四季の存在。

どう考えても、四季本人であるはず。最初に間違えて四季(春)を読んだときは意味が分からなかったが、
今から考えると、Vのシリーズの人が多少出ていた・・・とおもう。
で、最後の「四季」を連想させる言葉が仮に他の人物であるとすると、
この作品で出てきた四季はまた別物であるのかとなる。
その場合、それこそ話がこんがらがる。

となると、時代設定がS&Mよりも遥かに昔であったとする方が良いと思う。
で、S&Mのシリーズが終わった後、初老になった保呂草が西之園と対面した話が今回の8話となる。

そうなると、8話での保呂草の利用した偽名への反応もわかる。
>「よくそんな事を覚えていますね」 
これが「素直にでた」感嘆の言葉であるとも。
仮に時代が同じであれば、3人以上をやや猟期に殺した殺人犯の名前を偽名として利用する事も、
それがばれた時への反応ももう少し異なるだろう。最初からばれて当たり前、位に。

が、それが、20数年?立っているとすると、そこまでおかしくもない。
また、エンジェルマヌーヴァへの保呂草の関心が薄れていないにせよ、時代が同じであれば、
僅か数冊、日にちにして数ヶ月程度で場所の突き止め-資産家への根回し等を行った事になる。
それを1からしたとすると時間が無さ過ぎる。

となれば、前回の魔剣天翔の時から既にリサーチが始まってたとならないと。
それにしては、その時にそんなはなしはないし。

だから、まぁそんな感じではないかなと思って今後は読んでいくつもり。



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(2002/01)
森 博嗣

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