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         スカイ・クロラナ・バ・テアダウン・ツ・ヘヴンを読み終えた

タイトルがさっぱり意味が分らなかったが、中表紙に、
Sky Crawlers

Not But Air

Down to Heaven

とあって、「ああ、英語読みを日本語で聞いた時の音を表紙にしているのだな」と気がついた。


全部で5作品あるようであるが、読み終えたのはそのうちの三作品。

作者(森博嗣)の他の作品は、
齊川先生のシリーズであったり、ギリシャ文字のシリーズであったり、保呂草のシリーズであったり(正確には、瀬在丸シリーズであるそうだが)、四季の話、とミステリーに分類されるジャンルの作品が殆どであったので、
この本もミステリーの類かとおもっていた。

また、数年前に、第一巻のSky Crawlersは映画にもなっていたようで、こちらは全く見たことがなかった。
(かろうじてアニメであるということは知っていたが)

作品としては、淡々と綴られる小説である。
読み心地として、村上春樹にもにた心象描写があったと感じた。
(ただしその切り口は全く違う)
物語全体が主人公視点の淡々とした描写。
そのため、人によってこのような作品が面白いと思う人/意味が分からない人、とさまざまに取れる作品だと感じた。

すべからく万人が楽しめる話、ではない。
まずSky Crawlersを読んでみて、「自分に合っている」と感じたのなら続きを読んでもらうと良いと思う。

作品の舞台となっているのは、日本に似た全く違う世界。
登場人物は漢字を利用しているが、
通常とは異なる読み方でカタカナ読みなので、意識していないと外人とも取れる。(優一と書いてユーヒチとか)
どういった区別か人によってカタカナよみであったり、漢字よみであったりする。

たまに出てくる言動などから、主人公はPWC(傭兵)に所属していることがわかる。とはいえ、世界観の描写は少ない。
その分、読みこめば読み込むほど作品にのめり込むことが可能なのかもしれない。

また、作品の中で各巻がそれぞれ一つの天候を主軸においている。
Sky Crawlers は 青空



Not But Air は夕焼け



Down to Heaven は曇天(雨空)


中公文庫の単行本、ハードカバーの表紙はそれぞれ上記にちなんだ表紙となっているので、個人的には全部集めて本棚に飾るのもよいかなぁ、と思ってしまう作品である。





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