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Books
         かなり前だがマリアビートル

を読み終えた。

最近の伊坂幸太郎は、以前の本の続編といった形のものを執筆していると感じる。
マリアビートルは、少し前にでたグラスホッパーの続編と言えると思う。
正確には、続編ではなく、同じ世界観の作品で、主たる登場人物も何らかの形でグラスホッパーとかかわりがある。
グラスホッパーを読んでいなくても十二分に楽しめるが、先にこちらを読んでからの方がより楽しめると感じた。
作品の傾向としてはその他の作品と大きく変わらない。
強いて言えば、最近の伊坂幸太郎はショートショートではなく、長い分量を書くようになったかな、という事。
おそらくであるが、この本を文庫化するとしたら、分量少なめの京極の作品と同様になるだろう。
というかなんで一冊にまとめようとしないんだ角川京極。(講談社京極は分冊化する)
舞台は、東北へと向かう新幹線。
複数の登場人物がそれぞれ主人公となって、それぞれの思惑を達成しようとした結果…めぐりめぐる軽快なストーリーといった感じであった。
前回のグラスホッパーが2日間の間の出来事であったのに比べて、今回は6時間程度。
その分、一つ一つの描写が濃くなっている。
殺し屋が主体であることも前回とかわらない。
かといってエログロな描写があるわけではない。
伊坂の作品での残酷な表現は、淡々と書かれる為に、それが自然なこととすら思えてしまう。
読み終えた感想としては面白かった、が
グラスホッパーの登場人物をすっかり忘れていたため、
途中から「ん?どっかで読んだ気がするな」
「んー。この登場人物はどっかの作品にでてきたなぁ」と頭の片隅に出てきてしまって
どうにも集中できなった。
納得ができたのは奇しくも最後の「マリアビートル」の意味がわかった時。
「ああ、グラスホッパーと同じ世界の作品か」と気づくことができた。


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